水谷隼「嘘です。リップサービス」10度目Vがかかった全日本選手権で張本に敗れた際の本音は…

[ 2023年2月23日 18:45 ]

水谷隼氏
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 東京五輪卓球混合ダブルス金メダリストの水谷隼氏(33)が、21日深夜放送の東海テレビ「千原ジュニアのヘベレケ」(火曜夜0・25)に出演。全日本選手権の男子シングルス決勝で当時14歳の張本智和選手に負けた瞬間を振り返った。

 ウエストランド・井口が水谷について「一番素晴らしいなて思ったのが、とんでもない後輩が出てきて、“何だよコイツ”って気持ちにならなくて、“良かった。あいつの時代じゃなくて”みたいなことをおっしゃられたじゃないですか?すごい懐の深さ」と水谷のインタビューで感動的だったシーンを語り「あれは本心ですか?」と質問した。

 すると、水谷は「あれは嘘です。リップサービスです」ときっぱり。「全日本選手権の張本選手ですよね?」と、2018年に行われた全日本選手権の男子シングルスを回想した。10度目の優勝がかかっていた水谷は決勝で当時14歳だった張本と対戦。「僕が(当時の)史上最年少の(優勝)記録を持ってたんです。17歳(7カ月)で。それで張本選手と決勝やって負けて、彼が14歳(6カ月)というすごい記録を自分の手で譲ってしまった後のインタビューで…」と自身の持つ最年少記録を自らの敗戦で破られた際の発言だったと振り返った。

 当時の心境について「その時に“張本選手のいない時代に生まれて良かったな”みたいなことを言ったんですけど、“この野郎”って思いましたよ」と内心はめちゃくちゃ悔しかったと明かし、懐かしんでいた。

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2023年2月23日のニュース