渡辺徹さんの命を奪った敗血症とは…細菌やウイルスの感染が原因で臓器障害に

[ 2022年12月2日 18:52 ]

渡辺徹さん
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 俳優でタレントの渡辺徹(わたなべ・とおる)さんが敗血症のため11月28日に死去した。61歳だった。所属した文学座によると、11月20日に発熱、腹痛などの症状が出たため、都内の病院で検査を受け、細菌性胃腸炎と診断され、入院していた。その後、敗血症と診断され、治療を受けていたが、回復しなかったという。

 渡辺さんは30歳で糖尿病を発症。急激なダイエットやリバウンドを何度も繰り返していた。また、糖尿病を起因とする慢性腎不全のため人工透析を受けていた。2012年に虚血性心疾患と診断され、6時間にも及ぶ手術を受けた。当時は榊原が健康面を考えて料理をつくっていたが、隠れて暴飲暴食を続けていたことが発覚。生活を改めることを誓った。翌13年にも膵炎(すいえん)で入院。昨年4月にも大動脈弁狭窄(きょうさく)症の手術を受けていた。

 敗血症とは細菌やウイルスの感染症によって起きるもので、炎症が全身に広がることで体温の異常な上昇や低下、心拍数の上昇、呼吸数の増加、白血球の異常な増加や減少などの症状が起きる。さらに心臓、肺などの臓器障害が起き、低血圧に陥る“敗血症ショック”に進行していく。免疫力がまだついていない乳幼児や、高齢者、糖尿病などの慢性疾患やがんなどの基礎疾患がある人、免疫力が低下している人は、感染症から敗血症を起こすリスクが高い。

 また、渡辺さんが患った糖尿病は、食生活や運動不足など生活習慣によって起きる2型糖尿病と思われ、主に自己免疫によって膵臓のインスリンを出す細胞が壊されてしまう1型糖尿病とは区別されている。

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