浜村淳 大森一樹監督を追悼「ヒポクラテスたちは今見ても名作ですよ」交わした会話も回想

[ 2022年11月15日 16:03 ]

タレント・浜村淳
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 タレント浜村淳(87)が15日、スポニチの取材に応じ、12日に70歳で死去した映画監督の大森一樹さんをしのんだ。

 大森さんは、関西の映画ファンが選ぶ映画ベストテン、個人賞を表彰するご当地映画イベント「おおさかシネマフェスティバル」を地元の映画関係者と76年に立ち上げた。大森さんが総合プロデューサーとなり今も続く名物イベントで、司会を務めるのが浜村だ。

 出会って間もないころの大森さんの印象は「ぶっきらぼうでねえ。悪い人やないが、決して愛想の良いタイプではなかった」という。大森監督映画の舞台あいさつの司会で同行してから打ち解け、「いろんな話をしました」と懐かしんだ。

 「ゴジラ映画の撮影で、大阪・茶屋町の通りを進撃して“MBSをぶっつぶそうと思ったけど、やめてと泣きが入って、大阪城ぶっ壊したんや”と笑ってました。そんな冗談話が今も印象に残ってます」と振り返った。

 70歳での死に「まだお若いのに」と驚きを隠せず、「『ヒポクラテスたち』は今見ても名作ですよ」と称え、惜しんでいた。

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2022年11月15日のニュース