井上貴博アナ 渋谷駅の乗客トラブルで駅員に一部理解 「高圧的」だけど「ダメと言えるのも大切」

[ 2022年7月6日 17:26 ]

TBSの井上貴博アナウンサー
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 TBS井上貴博アナウンサー(37)が6日、キャスターを務める同局系「Nスタ」(月~金曜後3・49)に生出演し、東京・JR渋谷駅で起きた駅職員と乗客の口論トラブルについてコメントした。

 トラブルは4日午後8時ごろに起きた。JR東日本によると、乗客が現金の入った財布を線路に落とし、緊急停止ボタンを押して線路に降りようとしたため、駅員が制止。これが原因で口論に発展したという。動画では、「取ってくれなかったじゃないですか」と敬語で話す乗客に対し、駅員が「取るよ。何なんだよ、その態度は。取ってもらおうっていう態度じゃねえだろ」などと激しい口調で責め立てる場面が切り取られ、拡散されている。

 動画について井上アナは「動画は編集されて切り取られたものですので、あの映像だけで判断はできない」と前置き。その上で「確かにあの駅員さんは高圧的、言葉使いは適切ではなかったと。その一方で、すぐに拾ってもらえないから緊急停止ボタンを押すというのは、あまりに身勝手ではないかなと感じました」と語った。

 また井上アナは「分からないことが多いですけど、一般論としても、客商売をしていると、お客さんの方が強い立場になって、お客さんに強く言えない。でも、ダメなことはダメと言えるのも大切だと思います。今回、言葉使いは良くなかったんだとは思いますけど」と、駅員の荒い言葉使いには疑問を口にしつつも、毅然とした態度には理解を示した。

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2022年7月6日のニュース