「鎌倉殿の13人」三谷幸喜氏 あうんの呼吸で作り上げる「小栗義時」

[ 2022年7月5日 07:00 ]

小栗旬
Photo By 提供写真

 現在放送中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)。鎌倉幕府2代執権・北条義時の生涯を描く物語で、主演は小栗旬(39)が務めている。小栗にとって初の大河主演となるが、脚本の三谷幸喜氏(60)は「小栗さんには自分の意図が伝わる。そんな感覚がある」と全幅の信頼を寄せている様子だ。

 三谷作品には2015年の映画「ギャラクシー街道」などに出演してきたが、主演として関わるのは今回が初。放送期間が1年という長丁場だけに、三谷氏は「義時という役柄は僕と小栗さんで作っていく。(小栗の)新しい代表作になってくれるはず」と手応えをのぞかせた。

 ただ三谷氏は現場に顔を出さないというポリシーがあり、撮影期間中は小栗とほとんど顔を合わせていない。「メールでやりとりをすることもあるが役の話はしません。でも先日、(共演の)佐藤二朗さんと小栗さんのメッセージが僕の携帯に入っていた。酔っぱらっている様子でした」と苦笑い。2人の間にあうんの呼吸があるようだ。(続く)

続きを表示

2022年7月5日のニュース