大久保嘉人が日曜劇場「オールドルーキー」に日本代表役で出演決定!監修も初体験、綾野を指導

[ 2022年6月19日 17:00 ]

日曜劇場「オールドルーキー」で共演する綾野剛(左)と大久保嘉人(C)TBS
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 俳優の綾野剛(40)が主演を務める、6月26日スタートのTBS系日曜劇場「オールドルーキー」(初回25分拡大、毎週日曜後9・00)で綾野演じる主人公・新町亮太郎が日本代表選手時代にともに戦ったチームメート役として、大久保嘉人(40)ら日本サッカー界のレジェンド5人がゲスト出演することが決定した。

 チームメート役を担うのは、日本代表としてFIFAワールドカップ(W杯)に2大会連続(2010年南アフリカ大会、2014年ブラジル大会)に出場したほか、史上初のJ1リーグ3年連続得点王や、最多得点記録という数々の偉業を成し遂げた大久保嘉人。大久保は撮影を振り返り「日本代表戦の出来栄えはかなり良かったです。僕も現役を離れて間もないですが、スタジアムで試合をすることを懐かしいなと思いながら、楽しくプレーさせてもらいました。剛くんはもちろんですが、僕のキャプテンマークにも注目してください」と胸を張った。

 そして元日本代表で右サイドバックを務め好プレーを連発してきた加地亮(42)、Jリーグデビューを飾った同年に日本代表に選出され、2006年W杯ドイツ大会に出場した坪井慶介(42)、2004年アテネ五輪では日本代表のキャプテンとしてチームをけん引し、J1で400試合出場を達成した那須大亮(40)、多くの試合でゴールキーパーとしてゴールを守り、チームを支えた秋元陽太(34)という超豪華なメンバーがドラマのスタートに花を添える。

 さらに大久保は本作のサッカー監修も担当。サッカー経験が全くない綾野にゼロから指導し、今年2月からマンツーマンで練習してきたという。またサッカーシーンがある日は撮影現場まで赴き、撮影スタッフとともに一切の妥協なくモニターをプロの目線からチェック。綾野を誰よりもそばで支え、練習してきたすべてをこの第1話冒頭の日本代表戦シーンで発揮する。

 綾野と大久保、2人でつくり上げたサッカー選手・新町亮太郎の背番号は「13」。この番号は、大久保が日本代表戦で着用した思い入れのある背番号だ。大久保の“想い”を新町に投影し、力をもらうためにと綾野たっての希望で実現したという。綾野は新町として大久保が大事にしている背番号「13」を背負うことで、大久保へのリスペクトを持って作品に臨んでいる。

 サッカー以外のスキルや経験が何もないどん底に追い込まれた主人公が、一生懸命に新たな目標に向かって生きるヒューマンドラマであると同時に、もう一度娘が誇れる父親になるために37歳の新人が奮闘する家族再生の物語。完全オリジナル作品の日曜劇場「オールドルーキー」は26日、午後9時にキックオフする。

 ▼大久保嘉人 サッカー監修のお話をいただいた時は、初めてのことだったので不安とワクワク感がありました。日曜劇場は、僕の子どもたちもハマってよく見ています。その番組にまさか自分が監修だけでなく撮影にも参加できることになるとは想像もしていなかったので、とても楽しみでした。主演の(綾野)剛くんは、サッカー経験がなかったので最初は不安でしたが、陸上をやっていたこともあってすぐコツをつかんでうまくなりました。彼はすごく研究熱心。サッカーの動画を見て、選手の動きを細かく研究していましたね。それもあって、最初はアドバイスをしていたんですが、途中からはダメだったところを自分で分かるようになっていて。サッカーをやったことがない人が、ここまで短期間でできるようになるのはなかなか難しいと思います。やはりドラマでいろいろな役をやっているので、のみ込みが早い。そしてなにより、相当な努力をしてきたからこそできるようになったんだと思います。それもあって日本代表戦の出来栄えはかなり良かったです。僕も現役を離れて間もないですが、スタジアムで試合をすることを懐かしいなと思いながら、楽しくプレーさせてもらいました。剛くんはもちろんですが、僕のキャプテンマークにも注目してください(笑い)。初めて日本代表のキャプテンマークをつけたので、みんなびっくりすると思います。このドラマはサッカー選手にとって、とても現実的な話です。サッカー選手って華やかに見えるので、辞めても大丈夫だ、と思われる人が多いと思うんです。実は全然そんなことなくて、苦しんでいる人が多いです。サッカーを続けたくても続けられない選手が、セカンドキャリアを歩むという再現度の高い“中身”の部分を見られる貴重なドラマだと思います。僕も撮影の現場を実際に見ていて、楽しいドラマになると感じています!

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