兵動大樹 平常心失った初の高級フレンチ「その瞬間に終わったなと」 妻も「壊れてまった」

[ 2022年6月12日 13:32 ]

矢野・兵動の兵動大樹
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 お笑いコンビ「矢野・兵動」の兵動大樹(51)が、12日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」(日曜前11・40)に出演し、夫妻で初めて行った高級フランス料理店での苦い思い出を語った。

 ある時、「僕も行ったことないし、奥さんも行ったことなかった」という高級ホテルの高級フレンチへ行くことに。ところが、入店から平常心を失う出来事があったという。「“兵動様、お荷物とお帽子をお預かりいたします”って」。トレードマークのベレー帽を脱ぐよう求められ、「これ、一体やから。高級フレンチで帽子をかぶって食べる人いませんわね?俺もう、その瞬間に終わったなと思いましたね」と振り返った。

 店内は多くの調度品に囲まれた、落ち着いた雰囲気。「ほんまもんの人がしゃべってたりするんですよ」と、客の中には外国人もいたという。そうこうしている間に、食前酒を選ぶタイミングに。「ワイン、怖いっすよね?“ワインというより、シャンパンを飲んだ方がええ”と聞いて(いた)」という兵動は、その教えに従うことにしたという。

 メニューには、シャンパンが3600円、4500円、6800円との表示が。「グラスで頼んだ方がええと聞いてたから、嫁の前でいきらなあかん思って、“ボトルはいらんねんけどな”って言うたら、向こうの人に“はい。すべてグラスです”と言われて。3600円ですよ?1杯?ってなって」。驚きながらも、兵動は「“3600円ので”って言うた。値段で言うてまうんですよ、貧乏人やから」と笑わせた。

 メニューを持つ妻の手も震えていたという。妻はぶどうジュースを頼んだが、兵動によると「値段を見たら2000円なんですよ。“ほんまのぶどうより高いやんか?”って(言っていた)」。さらに、極度の緊張のためか、妻は「何食べても“パパ、お花の味がする”って、壊れてまった」といい、「失敗したけど勉強になりました」と苦笑いで明かしていた。

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2022年6月12日のニュース