出演者が差別表現「午前0時の森」生放送→事前収録に 劇団ひとり「全部チェックする精鋭が入ってる」

[ 2022年4月12日 13:32 ]

劇団ひとり
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 お笑い芸人の劇団ひとり(45)と関ジャニ∞の村上信五(40)が11日、日本テレビ「午前0時の森」(後11・59)に出演。先月21日の生放送内で出演者が差別表現を使用したことを受け、今回から生放送ではなく事前収録になると明かした。

 4月11日から毎週月、火曜にレギュラー番組として生放送する予定で、先月21日はお試し版として放送されていた。だが、今回の事態を受け、生放送の方針を変更。村上は「前回までは生放送と伝えましたが、今回から収録でお送りいたします」と説明。ひとりは「前回のパイロット版のときに『収録です』ってボケを言った。あれが本当になっちゃった」と苦笑した。

 放送日の夕方に撮影しているそうだが、ひとりは「編集は一応しないって言ってます。しないんだったら生でいいじゃん。しかも、全部をチェックする精鋭が入っているらしい。そんな環境でしゃべれないよ。一字一句チェックしている人がいるんだから」と不満を述べつつ「本当に申し訳なかった。お騒がせして」と謝罪。「村上さんにも申し訳ない。村上さんのキャリアに傷をつけるんじゃないか」と気遣うと、村上は「楽しくやりましょうよ」と対応した。

 この番組は、午前0時にその日のMC1組と、どんなリクエストも受け止めるスーパーアシスタント2人が、ただただ挑戦的企画を繰り広げる超実験的生バラエティー。村上とマツコ・デラックスがMCを務めた人気バラエティー番組「月曜から夜ふかし」の後番組で、村上とひとりが月曜のスーパーアシスタントに就任した。

 日本テレビは公式サイトで「3月21日に放送した『午前0時の森』(生放送)の番組内容において、女性の身体的特徴に関する発言、性的な発言などにより、視聴者の皆様に不快な思いをさせてしまったことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。「その際に、出演者が『ホッテントット』というアフリカの一部の地域の方々への差別表現を使いました」と説明し、「関係者の皆様、視聴者の皆様に重ねてお詫び申し上げます」とした。

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2022年4月12日のニュース