雪組スターの縣千 宝塚新人公演3度目の主演「毎回が新鮮で今日も緊張しました」

[ 2022年4月12日 22:02 ]

 宝塚歌劇団・雪組スターの縣千(あがた・せん)が12日、兵庫・宝塚大劇場で行われた「夢介千両みやげ」の新人公演で3度目の主演を果たした。

 縣にとっては最後の新人公演とあって、カーテンコールでは代表者あいさつもこなし「心躍らせて公演できました。これからも恥じることないよう精進して参りたい」などと力強く誓った。

 すでに本公演でも主要な役どころを演じ、宝塚バウホールでの主演も経験済み。終演後の取材会では「3回目の主演であっても、毎回が新鮮で今日も緊張しました。でもバウ主演を経験して“何が違うか”と問われると、お客様が楽しんでくださっているのかな?と常に考えるようになった」と話し「(役の)夢介としても、縣千としても本当に楽しむことができて、お客様の空気も感じることができました」と手応えを口にした。

 また3年目になったばかりに華純沙那(かすみ・さな)が初ヒロインを務め、チャキチャキの世話女房を好演。「今日は今までで一番心で感じながらお芝居をすることができて、すごく楽しかった」と舞台度胸も満点だった。さらに準主役に大抜てきされた3年目の華世京(かせ・きょう)も、美しい身のこなしと華やかな舞台姿で客席を引きつけていた。

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2022年4月12日のニュース