大谷昭宏氏 日本政府もプーチンと接触するべきと主張「うちは武器供与しないから話を聞いてくれと」

[ 2022年4月12日 19:55 ]

大谷昭宏氏
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 ジャーナリストの大谷昭宏氏(76)が12日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に生出演。日本政府はロシアと対話するべきとの考えを示した。

 番組では外交的にプーチン大統領を止める術があるのかどうかがテーマに。11日にオーストリアのネハンマー首相がロシアを訪問し、プーチン大統領と会談後、記者会見で「友好的な会談ではなかった」と述べたことなどが伝えられた。

 この状況に対し、大谷氏は「なんとももどかしいですね」と第一声。「でも、とにかく接触できる国は接触して」と続けて、各国はロシアと対話を続けるべきと主張した。さらに、「例えば日本は『うちは絶対、武器供与することはあり得ないんだから。だからちょっと話を聞いてくれ!』という日本の立場の話しかけもできるような気がするんです」と持論を述べた。

 最後に大谷氏は「もちろん細いパイプでしょうけど、全てを利用して。化学兵器が使われてるって話が出てきたら『とにかく止めなさい』と言うしかない」と真剣な表情で訴え、少しでも早くロシアのウクライナ侵攻が終わることを願った。

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2022年4月12日のニュース