関西万博応援ソング制作「ET―KING」ボーカル、大麻所持容疑で書類送検

[ 2022年3月25日 14:37 ]

 厚生労働省近畿厚生局麻薬取締部と大阪府警が、大麻取締法違反(所持)の疑いで、大阪・関西万博の応援ソングをつくるなど大阪を拠点に活動しているヒップホップグループ「ET―KING」のボーカルでKLUTCHとして活動する隈部将治メンバー(43)を書類送検したことが25日、分かった。書類送検は23日付。

 捜査関係者によると、容疑を認めているが、家宅捜索で見つかった大麻はごく微量で、検察は立件の可否を慎重に判断するとみられる。書類送検容疑は2月、大阪市内の自宅でごく微量の乾燥大麻を所持していた疑い。吸引に使用したとみられる器具も見つかったという。

 ET―KINGは1999年結成で2006年メジャーデビュー。大阪・関西万博の応援ソングを制作するプログラムに参加するなど大阪を拠点に活動。所属事務所は「事実を確認中」としている。

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