ウエンツ瑛士 英国留学中に受けた「間の授業」とは その独特な内容明かす

[ 2022年2月26日 12:07 ]

ウエンツ瑛士
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 タレントで俳優のウエンツ瑛士(36)が25日に放送されたフジテレビ「人志松本の酒のツマミになる話」(金曜後9・58)に出演。英国留学中に受けた「『間』の授業」についてエピソードを語った。

 「間が悪い人」というテーマでトークが展開する中、ゲストの西田ひかるが帰国子女とあって「芸人さんは『間』が命。私は『間』がテーマで、しまったなっていう時にしゃべってしまって、自分でも“間が悪いな”って反省しちゃう。海外で『間』というと、ポーズする、一旦停止っていうことしかなくて、あてはまる言葉がない気がするんですよ」と、日本と海外では「間」の概念に違いがあると語った。

 2018年から1年半、語学と芝居の勉強のために英国に留学していたウエンツは「(英国で)『間の授業』ってありました。間だけの授業」と明かした。

 その授業では「とにかく間を取るな、言葉の応酬をして間を詰めろって。感情を間で伝えるな、間に頼るなって言われました。スキーの大回転に例えられて、最速でターンしないと意味がないと。ゆっくりポイントを回るなら素人でもできる。その気持ちになるって台本読んでわかっていて、自分がその気持ちになるために必要な時間が『間』だから必要ないんだと。稽古してポンポンと切り替えていくようにして、必要なところだけ意図的に間をとりなさいって言われるんですよ」と振り返った。

 日本では長く間をとる役者も多いが「テレビとか映画とかは監督が好きなように間を後から決められますよね。カットできるから。舞台はそれがないので、間を完璧にしないといけない。映像と舞台の違いというのもあるんだと思う」と付け加えた。

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