ミス日本「みどりの女神」は成田愛純さん 「仮面ライダー」出演女優「世界で活躍できる人に」

[ 2022年1月25日 05:30 ]

第54回ミス日本コンテスト2022 ( 2022年1月24日 )

ドレス姿を披露する成田愛純さん(撮影・木村 揚輔)
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 「みどりの女神」には、女優やモデルとして活動する成田愛純(あすみ)さん(19)が選ばれた。「とてもうれしいです。(ミス日本の)先輩方の顔が浮かんで、私も頑張りたいと思いました」と笑顔をはじけさせた。「みどりの女神」は森や林業など緑に関わる広報活動を行う役目で「小さい頃から自然が大好き。全国に足を運びたい」と抱負を語った。

 中学3年の時にスカウトされ芸能界入り。すぐにモデル活動を開始し、2019年にはテレビ朝日「仮面ライダーゼロワン」にアンドロイドの秘書・シェスタ役で出演。「世界で活躍できる人になりたい」と大きな夢を持つ。

 1メートル70の長身に小顔の8頭身。まさにモデル体形だ。スポーツウエア審査では、長く、しなやかな手足で審査員を魅了した。だが、痩せた体は幼少期からコンプレックスだった。

 「女の子らしい服が着られなくて。フリフリしたワンピースとか可愛い服を着たいのに、男の子のようなパンツスタイルでした」。学校では細いことをうらやましがられたが「細いね」と言われるのも嫌だった。

 その欠点が武器に変わったのは15歳の時。ティーン誌「セブンティーン」のオーディションだった。事務所に所属して初めてのオーディションで合格。「なぜ選ばれたのか聞いたら“スタイルです”と言っていただいた。それから強みになった」。堂々と脚を見せられるようになった。

 「今も私服でパンツをはくことが多い」という。一方でコンテストの活動を通して女性らしい服を着る機会も増え「これからどんな系統の服を着ようか」とうれしい悩みも増えた。受賞時もフリルの付いた黄色いドレス姿で「幸せですね」とはにかんだ。

 目標は満島ひかり(36)や小松菜奈(25)のように、さまざまな役柄を演じ分けられる女優。「なります!」と誓った。

 ◇成田 愛純(なりた・あすみ)2002年(平14)7月13日生まれ、神奈川県出身の19歳。18年から昨年までティーン誌「セブンティーン」の専属モデルを務めた。特技は書道、料理。趣味は絵を描くこと、カメラ。座右の銘は「人あってこその自分、感謝の心を忘れない」。1メートル70。

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