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「ドカベン」明訓高校モデル・新潟明訓の元監督「ドカベン」球場実現願う

[ 2022年1月18日 05:30 ]

水島新司さん死去

山田太郎像除幕式に参列した水島新司さん(97年7月)
Photo By スポニチ

 水島新司さんの代表作「ドカベン」でおなじみの明訓高校。その名前の由来となったのが、新潟市出身の水島さんの自宅近くにあった新潟明訓だ。84年から同校野球部の監督を務め、現在は新潟医療福祉大の佐藤和也総監督(65)は、生前に親交のあった水島さんの訃報に「引退発表を契機にもう一度、水島先生の功績を見直そうという動きが広がっていたところでした」と驚いた様子だった。

 20年12月に水島さんは漫画家引退を発表。そこで水島さんの功績に敬意を表す一案として浮上していたのが「ドカベン」球場だ。佐藤総監督は、老朽化している新潟市の鳥屋野野球場を改修する時が来た時に向け、私案を複数の市関係者に示していたという。「ドカベンの名前や、水島先生の作品とかモニュメントを設置したらどうかと」。その意向は水島さんサイドへも伝えていたという。

 また、改めて驚かされたと語るのが水島さんの先見性。「野球人口が減っている現在の野球界を占うように、少人数の野球部が力を発揮している。そして山田や岩鬼など個性豊かな選手を描き、監督を彼らより小さく描いている。今、求められている個性を尊重する姿勢、まさにダイバーシティ(多様性)です」。

 最近、改めて作品を読み返し「自分は明訓高校のような野球をやりたかったんだと気づかされました」。新潟医療福祉大では「ドカベン」のように選手の自主性を尊重する指導を続けている。「ドカベン球場」実現に向けた働きかけは今後も続けていくという。

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