新型コロナ感染急拡大 再び舞台中止相次ぐ 草なぎ剛主演作は計3公演中止 歌舞伎座第一部は14日中止

[ 2022年1月13日 14:30 ]

草なぎ剛
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 新型コロナウイルス感染の急拡大を受け、演劇公演の中止が再び相次いでいる。13日は俳優・草なぎ剛(47)の主演舞台「アルトゥロ・ウイの興隆」(16日まで、東京・豊洲PIT)が急きょ2公演中止になった。13日夜になり、14日の昼公演(午後2時開演)の中止も決まり、中止は計3公演。また、東京・歌舞伎座「壽 初春大歌舞伎」第一部(午前11時開演)は14日の中止が決まった。

 「アルトゥロ・ウイの興隆」はこの日、正午開演&午後5時開演の2公演を予定。「これまで新型コロナウイルス感染症予防対策を遵守して毎日出演者・スタッフ全員の検温・体調確認を行うとともに、劇場内の換気・消毒を徹底してまいりました」が、公演関係者の新型コロナウイルス陽性が確認され、当日に中止を発表した。

 13日夜になり「その後、主催及び関係各所と協議いたしました結果、誠に申し訳ございませんが、1月14日(金)14:00の公演も中止とさせていただきます。※なお、陽性が確認された公演関係者は、ご観劇のお客様に直接応対する業務には従事しておりません」と報告した。

 「壽 初春大歌舞伎」第一部の公演関係者1人の陽性確認により、14日は上演中止。

 古田新太の主演舞台「ロッキー・ホラー・ショー」神奈川公演(13~16日、横浜市・KAAT神奈川芸術劇場)も、公演関係者の陽性確認により全公演中止。宝塚歌劇団の雪組公演「ODYSSEY The Age of Discovery」(22日まで、東京国際フォーラム)も、公演関係者の陽性確認により全公演中止となった。

 英バレエダンサー、アダム・クーパーの主演ミュージカル「SINGIN’IN THE RAIN~雨に唄えば」は、政府発令の「水際対策の強化に係る措置」の入国規制の状況から1月公演(東京・東急シアターオーブ、22~31日)を中止した。

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2022年1月13日のニュース