亀田興毅氏&大毅氏がひろゆき氏を“論破” ボクシングめぐる議論で大金星「神を倒しました!」

[ 2022年1月4日 16:12 ]

亀田興毅氏(左)と亀田大毅氏
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 ボクシング元世界3階級王者の亀田興毅氏(35)と弟の亀田大毅氏(32)が3日深夜放送のテレビ朝日「ネオバズ!!マッドマックスTV」(火曜深夜0・20)に出演。「マジでひろゆきを論破させちゃうぞSP」の中で大金星を上げた。

 2ちゃんねる創設者で実業家の西村博之(ひろゆき)氏とディベートで対決する人気企画。ひろゆき氏は今まで10人の芸能人たちを一蹴し、32戦28勝という驚異の勝率87パーセントを叩き出している。そこで、亀田兄弟が提示したのは「試合前の過激なパフォーマンスはありか、なしか」。まずは興毅氏が「あり派」としての立場で論戦に臨んだ。

 ひろゆき氏は「それだと、パフォーマンスだけ先行して実力がない人も出てきちゃう。スポーツとしての真剣勝負が観たくても、パフォーマンスが先行しちゃうと、格闘技の良さとは違う方向に行っちゃうのでは?」と先制パンチ。これに興毅氏は「自分の場合は、プラスアルファとしてパフォーマンスがあることで、みんなに見てもらって。それで注目も浴びて、視聴率も上がっているわけなんで」と反論した。

 また、ひろゆき氏が「亀田さんって、パフォーマンスのせいで『アイツ、なんだかんだ言って口だけ』とか『マッチメイキングで実力じゃない勝ち方をした』と、一部で思われてしまったデメリットがある」と攻めると、興毅氏は「それはデメリットだとは思ってないです。より多くの人に見られた方が、こっちはプラスなんですよ」と返した。

 そこから興毅氏は「過激なパフォーマンスでも、より過激に過激にどんどんやって、みんなに観てもらった方がいいし、多少なりともショーは必要。リング上ではパフォーマンスはできないから、試合前にパフォーマンスをしてみんなに観てもらうっていうのは大事」と、話し終えたところで終了。審判員の3人全員が興毅氏を支持し、勝利が決まると、大毅氏は「すごい、神を倒しました!」と兄の健闘を称えた。話し方についての著書を多数出版している桐生稔氏は「たしかにパフォーマンスがあった方が、みなさんによりボクシングが広まり、そして選手も稼げるようになるという主張が腑に落ちた」と評価した。

 勢いのままに、今度は大毅氏が「なし派」で登場。「僕は(パフォーマンスを)してきた人間なんで、それで苦しい思いをいっぱいしてきた。この一言で僕の勝ちでいいですか?」と持論を展開すると「本当に後悔してますし、やらなければよかった。そうすれば、僕はもっと強くなっていた。亀田家に生まれてなかったら、最強のボクサーになっていて、メイウェザーと戦って100億円くらいもらっていた自信はあります」と、ビッグマウスで会場を沸かせた。

 ひろゆき氏が「『亀田大毅と喧嘩しても勝てるぜ』って言ってる人が何人かいる。それと『メイウェザーに勝てる』って言ってる大毅さんと何がちがう?」と突くと、大毅氏は「僕は練習しなくてもワールドチャンピオンなんで。ほとんどカラオケボックスにいますから」と、捨て身の暴露で勝ちを獲りに行った。

 そして、判定の結果、2対1で大毅氏が勝利。「いよっしゃー!」とガッツポーズを見せると、ひろゆき氏も「大毅さん強かったと思います」と、拍手をしていた。

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