コシノ3姉妹　幼少期の正月は着物姿で取っ組み合いの大ゲンカ　ヒロコさん「ケンカ売ってくるんですよ」

（左から）コシノミチコさん、コシノジュンコさん、コシノヒロコさん
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　世界的ファッションデザイナーのコシノヒロコさん（84）、コシノジュンコさん（82）、コシノミチコさん（78）3姉妹が4日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」（月～金曜後1・00）にゲスト出演。幼少期の姉妹ゲンカについて語った。

　日本の服飾デザイナーの草分けとして活躍した故小篠綾子さんを母に持つ3姉妹。綾子さんは、NHK連続テレビ小説「カーネーション」（2011～12年放送）のヒロインのモデルとして知られている。司会の黒柳徹子から「3姉妹はこのところケンカすることはないの」と振られると、ヒロコさんは「まあこのところはないですね。若い時はよくやってました」と明かした。

　ミチコさんは幼少期の姉妹ゲンカについて「（正月に）朝早くおかあちゃん、みんなに着物着せてくれるんですね。1月1日の恒例なんですけれど、キレイに着物着せてもらったあと、ジュンコ姉ちゃんが、『去年の恨み晴らすよ。来るか！』って言うんですよ。ヒロコ姉ちゃんも『行くよ！』って言うて、そうしてワーッとケンカしはじめるの。バンバン着物のお袖が取れ、こっちが取れ、ムチャクチャになるの。着せてもらったらすぐに始まるの」とぶっちゃけた。

　「ビリビリになっちゃう」と語ったヒロコさんは「せっかく晴れ着着せてもらって喜んでるときに。そういうのお構いなしにケンカしちゃうんですね」と説明。「だいたいこの人（ジュンコさん）がケンカ売ってくるんですよ」と続けると、ジュンコさんは「大げさです。『カーネーション』でだんだん大げさになって、それが当たり前になってる。事実は違います」と明かした。黒柳から「事実はどうなの」と振られると、「事実はもうちょっと凄いかな」と笑わせた。

　「いやほんと、私がバーンって蹴るでしょ。（ヒロコさんは）わざわざ病院行くんですよ。『おなか痛い』って。口が間に合わないんです、こっちが口が達者だから」とも話したジュンコさん。ミチコさんは「あたしは弱々しいから。この人よりも小さかったんですよ。細くて。この子は丸々と健康優良児。ケンカをしたら絶対に負けるんですよ。負けるんだけれどもこの人またケンカ売ってくるわけ。だから私負けないように頑張るんですよ。そうすると大変なことになっちゃう」と続けた。

　黒柳が「お正月にそうやって取っ組み合いのケンカしてるとき、お母さんはどうしてたの」と尋ねると、ジュンコさんは「全然入らないです」、ヒロコさんは「勝ったもんが勝ちやって、ほったらかしです」と告白。ジュンコさんは「父親がいないので、どっちかと言うと、うちのお母ちゃんは父親っていう感じでしたね。止めもしなければ注意もしなければ」、ヒロコさんは「それが母の特別な教育方法だったということですよね。今となって考えれば、これは凄い教育方法だなって」としみじみと語った。