【M―1】松本人志&オール巨人 オズワルド絶賛「期待をちゃんと乗り越えてくる」「聞く耳を持ってるね」

[ 2021年12月19日 21:01 ]

「オズワルド」の畠中悠(左)と伊藤俊介
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 漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2021」が(優勝賞金1000万円)決勝が19日、東京・六本木のテレビ朝日で行われ、1stラウンドで高得点をたたき出したオズワルドを審査員のオール巨人(70)、松本人志(58)がそろって絶賛した。

 オズワルドはボケの畑中悠(34)が、ツッコミの伊藤俊介(32)から友達をもらおうと、サイコパス的なアプローチを仕掛ける漫才を披露。665点のハイスコアを出した。ネタを終えると、畑中が「とにかく早く巨人師匠、松本さんの声が聞きたい」と安堵の表情。伊藤も「ほんとにしんどかったですよ、1年間」と本音をこぼした。

 昨年のM-1では、松本から「もう少し静かな漫才を見たかった」と、巨人から「最初から大きい声で突っ込んだ方がよかった」と、正反対のアドバイスを受け、苦悩した1年だった。それでも、今年はABCお笑いグランプリを制するなどさらに実力を付けて臨んだ大舞台だった。

 苦しみを乗り越えて爆笑ネタを披露した2人に、松本は96点という高得点とともに「いやー、おもしろいですよ。こんだけ期待されながらその期待をちゃんと乗り越えてくるというか、僕はめちゃおもしろかった」と称賛の声を送った。

 すると、94点を付けた巨人も「直すとこないんちゃう?」とベタ褒めした。さらに、「松本君と仲いいですよ。言うときますけど。見方は違うけど、点数は良く似た点を…」と釈明を始めると、伊藤は「仲良くしてよ!頼むから!」と絶叫し、笑わせた。

 巨人は仕切り直して、「松本君の言うことも、僕の言うことも聞いてくれて、両方、取り入れていると思う。静かに入って、声も張るところもあって。(岸田)総理大臣と一緒やわ。聞く耳を持ってるね、君らは」と再び絶賛した。

 巨人のコメントを聞いた伊藤は、「去年は意見が真っ二つに割れて、アメリカと中国に見えた」と、2人の意見の相違を絶妙なたとえで表現。「今日はトムとジェリーみたい」と笑いを誘った。

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