上西雄大監督・主演「西成ゴローの四億円」が京都国際映画祭でプレミア上映

　上西雄大監督・主演の最新作「西成ゴローの四億円」が「京都国際映画祭」（10月11～17日）でプレミア上映されることが29日、発表された。10月16日、よしもと祇園花月で。当日は上西監督作の「ねばぎば　新世界」「ひとくず」ディレクターズカット版も上映される。

　上西は監督としてこれまで海外の映画祭で数多くの賞を受賞。今回は大阪・西成で日雇い労働者として生活する所持金0の男が、心臓病の娘のために4億円を稼ごうと決意し、困難に立ち向かう姿が描かれている。今年、ロンドン、ニースの国際映画祭で最優秀作品賞、最優秀主演男優賞などを受賞した作品。上西自身が主人公・ゴローを演じる。ゴローの最大の敵に奥田瑛二、政府諜報機関時代のゴローの元同僚に津田寛治、ゴローの元妻に山崎真実、他にも松原智恵子、笹野高史、加藤雅也、木下ほうか、波岡一喜らが出演する。

　昨年、同映画祭は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、初のオンライン開催に。今年はオンラインとリアルの長所を取り入れた「ハイブリッド映画祭」として開催する。