松本人志 「おぼん・こぼん」仲直りプロジェクト完結が次週持ち越しに「ウソやん」

[ 2021年9月29日 23:26 ]

松本人志
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 ベテランお笑いコンビ「おぼん・こぼん」が29日放送のTBSの人気バラエティー番組「水曜日のダウンタウン」(後10・00)に出演し、2年がかりの仲直りプロジェクト「おぼん・こぼんヒストリー」と題して人生の大半を共に歩んだ2人のこれまでを振り返り、不仲となった原因を究明し、解決の糸口を探った。

 プレゼンターにナイツの2人が登場し、塙宣之(43)が「ナイツといえば何の企画か」と口にすると、松本人志(58)は何かを察したかのように「まさか」とポツリ。すると、MCの浜田雅功(58)も察したように「もうやめよう」。松本も「やめよう、ホンマに」と同調した。

 不仲コンビとして知られる「おぼん・こぼん」。19年2月27日の放送で、ナイツが立ち会いのもとで仲直りを目指したが失敗に終わり、大きな反響を呼んだ。

 今回、2人は映画館で“仲が良かった”若手時代のVTRや、ゆかりのある人物からの証言VTRなどを見てもらった。おぼんは終始笑顔で、思いがこみ上げて涙を流す場面もあった。だが、こぼんは終始厳しい表情だった。

 前半のVTR後、おぼんは「ジーンとした」。こぼんは「過去じゃん」と温度差があったが「お互いが意地を張っていると思う」と本音も。仲直りの兆しが見えたものの「辞めようと言ったんだから、もう辞めてもいいかなという方向に走ってる」と語った。

 後半のVTRでは、仲違いした原因となった漫才協会の選挙での証言や、こぼんの娘・いづみさんが新型コロナウイルスで延期していた披露宴に「第2のお父さん、おぼんさんも本当に来てほしくて」と招待する考えが明かされた。

 全てのVTRを見たこぼんは「周りを気まずい雰囲気でね、やってもしようがないなとは思うのよ」と語った。おぼんも「漫才をもっとやりたいのよ。楽しい漫才を、目線合う漫才を。このままじゃ無理だと思うんだよな」と胸の内を吐き出した。

 また、いづみさんの披露宴出席について、おぼんは「仲良くかぁ、難しいなぁ」と天を仰いだ。「ご期待に沿うかわからんで。行ってまた、両方の親がツンケンしてたら、それも来てるお客さんに失礼かなと」と明言しなかった。

 披露宴に参加して仲直りとなるのか。川島明(42)は「これ以上ない仲直りの舞台」。松本は「でも、解散するってことは、漫才を辞めるって、こぼんさんがおっしゃってたじゃないですか。この言葉は重いよ。結局漫才と解散するってことも含まれちゃうわけやから。この世界と終わりやということも含まれてくるから、この言葉は俺は凄く重い。だから、そうならないんじゃないかなと期待したい」と解散しないことを信じた。

 そして、おぼんは披露宴にやってくるのか。スタジオの出演者たちが気になる中、塙から「今週はここまでです」と、“完結”が次週に持ち越しだと伝えた。これには松本も「えっ」と驚き「ウソやん」と残念がった。

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2021年9月29日のニュース