井上咲楽　岸田新総裁の印象は…昨年インタビュー取材「なかなか引き出すのに苦労した」

井上咲楽
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　タレント井上咲楽（21）が29日、TBS系「ゴゴスマ～GO　GO！smile～」（月～金曜後1・55）に生出演し、この日投開票が行われ、岸田文雄前政調会長（64）が選出された自民党総裁選についてコメントした。

　高校時代から政治に強い興味を示し、芸能界入り後も国会の傍聴や多くの政治家へのインタビューも経験している井上。この日も出演直前まで取材を行ってからスタジオ入りするという熱心ぶりだった。若者の間でも、いつになく注目されている総裁選だったと実感していたといい、「4人出てたので、私の周りでも友達の中でも、誰がなるんだろうね？と（話していた）」と周囲の興味を明かした。

　中でも、決選投票で敗れた河野太郎行政改革担当相（48）の知名度は若者の間で高かったという。「河野さんの若者人気ってすごいじゃないですか？街頭で河野さんを見かけた時に、隣にいた女子高生くらいの子が『あの人、ツイッターの人だ』と言ってた。若い人の認知度が高い。河野さんが改革を何かしてくれるんじゃないかというのがすごいから、若い人の興味を引くというのはあったんじゃないか」と分析した。

　岸田氏は党内改革を掲げて総裁選に臨んだが、今後は人事との両にらみとなる。井上は「今回は正直、ハンドリングしやすそうだなと思う部分がある。ここからどう人事を切っていくのか楽しみ」と、手腕に期待を寄せていた。

　井上は続く「Nスタ」（月～金曜後3・49）にも“またぎ出演”し、　岸田氏に昨年、インタビューした際の印象を語った。「去年すごく感じていたのが、あまり強弱がなかったというのと、おもしろみがないというのが一番だった。取材していても、どんなに話しててもここっていうのが出てこなくて、なかなか（話を）引き出すのに苦労した」と、当時感じたウイークポイントを鋭く指摘。一方で、「今回（の総裁選で）は逆に生きてるんじゃないかな」とも話した。