ライス　キングオブコント勝者なのに後輩からいじられる　移動の新幹線も「自由席に降格したらしいとか」

ライスの田所仁（左）と関町知弘
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　お笑いコンビ「ライス」が29日、ニッポン放送「ナイツ　ザ・ラジオショー」（月～木曜後1・00）にゲスト出演し、コンビの待遇問題について語った。

　16年にキングオブコントに優勝。賞レースに優勝すると、移動の新幹線がグリーン車に格上げされる待遇改善が吉本芸人の間では定着しているが、ライスはいまだに通常の指定席という。先輩の千原ジュニア（47）は14日深夜放送の読売テレビ「にけつッ！！」で、関町知弘（38）を連れて藤原寛副社長の元へ直談判に行ったものの、「ほんまやなあ、頑張ろう」などと笑顔でかわされたことを明かし、話題になっていた。

　関町は「仕事内容は変わりましたよ。でも変わらないこともありまして」と、グリーン車問題についてポロリ。直談判に失敗したジュニアの様子を「あのジュニアさんが壁にうなだれてた。『ならないんだ…』って」と驚きをもって振り返った。相方・田所仁（38）も「こんなこと言いたくないけど、その方が会社としても好感度上がるんじゃないか」とボヤいていた。

　グリーン車に昇格されないことについて、関町は「（副社長が）理由を教えてくれないんです」と明かし、「『とにかく頑張って行こう』しか言わなかったですね。『僕らも頑張るから、ライスも頑張ろう』って」と押し切られたという。

　メジャーな賞レースを取った芸人の中で、グリーン車移動になっていないのは自分たちだけという。関町は「後輩とかにもすげえなめられてて、『ライスさんだけグリーンになってない』みたいに」とポツリ。さらに、「うわさがうわさを呼んで、『どうやら自由席に降格したらしい』みたいな。『指定席ですらない』とか。『のぞみからこだまになった』とか」と、後輩たちの間で大喜利のネタにされていることを告白。「値段は変わらないんですよ。ただ遅くなっただけで」とツッコミを入れていた。