佐久間宣行氏　テレ東入社後やりたかった番組　上司に言われた「さすがにフジテレビ入らないと無理」

佐久間宣行氏
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　元テレビ東京のプロデューサー、佐久間宣行氏（45）が12日深夜放送の日本テレビ系「アナザースカイ」（木曜深0・59）にゲスト出演。テレ東入社時について振り返った。

　佐久間氏は3月にテレビ東京を退社。99年の入社当時を振り返る中、「今なんか『面白い事やるかもしれない局』みたいなイメージあるけど、そんなの全くなかったですね、その頃は」と回顧。入社後、上司から「1番最初に何やりたい？」と聞かれ、「コント番組やりたいです」と答えたといい、「『さすがにフジテレビ入らないと無理だよ』って言われて」と苦笑するばかり。「入社した時にはテレビ東京制作のバラエティー番組はほんと少なくて、本当に無かった」と振り返った。

　「お笑いっていうのは単純にタレントが出てくれるような局じゃなかった」と佐久間氏。同局人気バラエティー「やりすぎコージー」に出演していた、番組MCの今田耕司（55）も、「お金がないから、とにかくどうやってセット組もうって。『なんか良いセットありましたよ！』って写真見て、『段ボールでオシャレなセットがある！』って。手探り、お金がないから工夫しようって言うので」と同調すると、佐久間氏も「だから、ちょっとずつ、自分がやりたい番組を探していくと『これは作るしかないんだな』って（なる）」と語った。