佐々木蔵之介 実家の造り酒屋継がず就職した理由「本当はすぐ家に入れって言われていた」

[ 2021年7月4日 15:53 ]

佐々木蔵之介
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 俳優、佐々木蔵之介(53)が3日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)にゲスト出演。大学卒業後、広告代理店に就職した理由を語った。

 実家は京都市の造り酒屋・佐々木酒造。父親に「酒蔵があるし蔵之介にせぇ」とアドバイスされ、芸名を決めた。神戸大農学部出身だ。在学中、演劇サークルに入った。そのころからプロの役者を目指していた?と問われた佐々木は「それはなかった」と返し、「本当は『すぐに家に入れ』って言われていたんです」。大学卒業後すぐ、家業を継ぐよう言われていたと振り返った。

 大学2年生のころ、劇団「惑星ピスタチオ」の旗揚げに参加した。演劇に関わる中で、新たな気持ちが芽生えたそうで、「公演をやっていたので、お芝居というものは作るだけではなく、それをいかに売っていくか、PRも大事だと思っていたので」と回顧。

 酒造りに関して、後に学べばよいと考えるようになり「うちは佐々木酒造。メーカーは分かった、後で勉強すると。じゃあそれをどう売っていくかを考えた方がいいんじゃないかと思ったんですね」と語った。それが理由で就職を考えたといい、広告代理店は「新聞、ラジオ、雑誌、イベント」など様々なことを取り扱うことから、「いろんな土壌ができる。これを知っておくのがいいんじゃないかと思って、代理店を選んだ」と明かした。

 「惑星ピスタチオ」に所属しながら、サラリーマン生活を送る“二刀流”生活を送り、その後会社を退職。役者一本に絞り、同劇団の看板俳優となった。その後、上京してテレビドラマなど映像作品に出演、活躍の場を広げたという。

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2021年7月4日のニュース