吉永小百合の死生観 「ちょっとだけ病気して、『みんなさよなら』って逝けたら」

[ 2021年5月21日 14:50 ]

吉永小百合
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 女優・吉永小百合(76)が21日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演し、死生観について語った。

 この日公開の主演映画「いのちの停車場」(監督成島出)では、ふるさとの診療所で在宅医療に当たり、命と近い距離で向き合う医師を演じた。「小さいころ、とても体が弱くて、もし先生がいらっしゃらなかったら、(自分は)いなかっただろうという大きな病気をしたんです。お医者さんとか看護師への思いとか感謝の気持ちがあったので、1度やらせていただけたらと思って」と、敬意を持って役に臨んだという。自宅では夫を相手に血圧を測ったり、医療器具を扱う練習を3カ月、続けたことも明かした。

 司会の黒柳徹子(87)からは、「こういう映画をおやりになると、ご自分の最期はどんな…なんていうふうにお考えになりますか?」とストレートな質問が飛んだ。吉永は「やっぱりずっと元気でいて、ちょっとだけ病気して、『みんなさよなら』って逝(い)けたら最高ですね」と答えた。

 映画出演122作目で、医師役は意外にも初めてという。黒柳から「他にやってない職業って何かおありになる?」と問われると、吉永は「弁護士はやってないかな?と思ったら、検事の役をやって、最終的に弁護士になったっていうところまでやったから、やったことになっちゃうし…」と返答。「裁判官はやってないですね。探偵はやってないですね。探偵はいいですね。やりたいです」と興味を示していた。

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2021年5月21日のニュース