不倫問題で活動自粛中“長男”近藤真彦 44年所属ジャニーズ事務所退所 自ら申し出「新しい旅立ち」

[ 2021年4月30日 17:02 ]

ジャニーズ事務所
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 不倫問題により昨年11月から無期限の芸能活動自粛中の歌手・近藤真彦(56)が30日をもって約44年間所属したジャニーズ事務所を退所すると公式サイトで発表された。近藤からの申し出を事務所が尊重。今後も芸能とレース活動は継続する。新たな道に進むことを自ら決めた近藤は「これからもジャニーズの名を汚さぬよう仕事を続けさせていただきます」と誓い「ありがとうジャニーズ ありがとう素敵な後輩達 ありがとうジャニーさん」と感謝した。2019年7月のジャニー喜多川前社長逝去後、退所発表は10人目。ジャニーズ最年長の所属タレントで“長男”と言われた近藤が新たな旅立ちを迎えた。

 ジャニーズ事務所は「弊社所属タレント近藤真彦は、本日、2021年4月30日をもちまして、ジャニーズ事務所を退所し、新たな道へと進みますことをご報告申し上げます。これまで40年以上にわたり、近藤を応援してくださったファンの皆様、そして、ご支援くださいました関係者の皆様に、心より御礼申し上げます」と報告し、感謝。

 「近藤より、これからの人生、自分の責任において芸能とレースの道を歩んでいきたいとの申し出がございましたので、弊社としましては、その意向を尊重し、自身で決めた道へと送り出すことといたしました」と経緯を説明。「活動自粛期間中のご報告となりますこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 近藤も「事務所との話し合いの結果、僕の新しい旅立ちを理解していただき、40年以上お世話になったジャニーズ事務所を退所させていただくことになりました」と報告。「思えば(79年のデビュー作)金八先生から始まり、新人賞、レコード大賞、紅白歌合戦、映画と数々の貴重なお仕事をさせていただき感謝しかございません。これからもジャニーズの名を汚さぬよう仕事を続けさせていただきます。ありがとうジャニーズ ありがとう素敵な後輩達 ありがとうジャニーさん」と感謝した。

 不倫騒動については「この度の一連の騒動におきましては、ファンの皆様、関係者の皆様にご心配ご迷惑をお掛け致しましたこと、お詫び申し上げます」と謝罪した。

 昨年は歌手デビュー40周年の節目。12月12日の記念日に向けて多くの仕事が予定されていたが、12月2日に出演予定だったフジテレビ「FNS歌謡祭」は降板。東京・渋谷で開催予定だった40周年ツアーの最終公演(12月11、12日)も中止になった。

 不倫を報じたのは昨年11月12日発売の「週刊文春」。相手は、オーダースーツの会社を経営する25歳年下の女性。2015年3月に食事の席で知り合った。関係は5年にわたって続き、昨年6月には東京湾をクルーザーでデート、10月には沖縄旅行へ出掛けおり、同誌は2人が食事やゴルフを楽しむ写真を掲載した。近藤は94年に一般女性と結婚。07年に男児が誕生している。

 ◆近藤 真彦(こんどう・まさひこ)1964年(昭39)7月19日生まれ、神奈川県出身の56歳。77年にジャニーズ事務所入り。79年にTBS「3年B組金八先生」でデビューし、共演した田原俊彦、野村義男と「たのきんトリオ」として活動。80年に「スニーカーぶる~す」でソロデビュー。87年に「愚か者」で日本レコード大賞受賞。レーシングドライバーとしても活躍した。

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2021年4月30日のニュース