小池徹平 天草四郎役に意欲「未知なものを体験できる高揚感がある」

[ 2021年3月16日 09:52 ]

今作への意気込みを語る小池徹平
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 博多座4月公演「魔界転生」(4月16日初日)に出演する俳優の小池徹平(35)が福岡を訪れ、本紙の独占インタビューに応じた。2年4カ月ぶりの再演となる作品に小池は初出演で主人公の前に立ちはだかる最大の強敵、天草四郎を演じる。今作にかける思いなどを熱く語った。

 
 小池は待ち遠しい様子だった。約2年前の初演作は「映像で見させていただいたけど、凄く面白かった」と述懐し、「新しく参加できるのを楽しみにしていた。面白い非日常を皆さんに早く届けたい」と力を込めた。

 山田風太郎の伝奇小説が原作。これまでに映画化、舞台化などされてきた人気作だ。物語は徳川幕府によるキリシタン弾圧のため、暴徒化した10万の信者が惨殺された肥前国(長崎県)島原が舞台。小池は「島原の乱」の首謀者、天草四郎を演じる。「魔界転生」という妖術を使い、宮本武蔵ら歴史に名を残す剣豪を次々とよみがえらせ、幕府に立ち向かうストーリーだ。小池は天草四郎について「純粋で人を引きつけるミステリアスさがある」と分析。「島原の民を救えなかった思い、幕府への恨みを大事にしたい。人に旗を振る役なので引きつける魅力を出せれば」とイメージした。 

 演出の堤幸彦氏とは芸能生活19年目にして初のタッグだ。「自分の子供の頃から気付いたら見ていた感じ。その方とご一緒できるのは楽しさの方が大きい」と話した。堤氏からは「大変(な役)だよ」と声をかけられたという。「その方が楽しいと思うし、稽古でしっかりやっていきたい」と話した。

 その堤氏とともに、2月下旬には「島原の乱」で3万人以上のキリシタン、農民が命を落としたとされる原城跡、天草市のミュージアムなどを巡った。「重みがあった。今も(当時の)骨が出てきたりすると聞いた。その上をたどっている自分は不思議な感覚だった」と振り返った。 

 ドラマ、舞台、ミュージカル経験たっぷりだが、今作では宙を舞うシーンにも初挑戦するなど新しい小池が見られる。「未知なものを体験できる高揚感がある。もともと高いところは好き」と腕まくり。「コロナ対策して安心して見に来られる劇場づくり、作品づくりを徹底して頑張りたい」と気を引き締めた。
 

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