中居正広「毎日お酒飲むたびにやっぱ思い出す」 最愛の父・正志さん七回忌を前に思い語る

[ 2021年2月14日 16:23 ]

中居正広
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 タレントの中居正広(48)が13日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「中居正広 ON&ON AIR」(土曜後11・00)に出演。2015年2月19日に喉頭がんのため亡くなった実父・正志さん(享年79)の七回忌となる命日前に合わせて父への思いを語った。

 冒頭で「あら。6年がたちました…スペシャル」とひと声発してこの日の番組をスタートさせた中居。「さて、今度の金曜日、2月19日でパパさんが旅立ってから丸6年になります」とスタッフからのメモを読み上げると「よく覚えてるね」「本当に6年なの?」とスタッフに声がけしてから再びメモに戻り「お父さんの夢を見ることは少なくなりましたでしょうか?お骨はまだおうちにあるですか?納骨のご予定は?」などと最後まで読み上げた。

 その上で「年末に『よいお年を』してから行ってないな」と今年はまだ一度もお墓参りをしていないことを報告。「でも、どこにいるんだろうね。どこにいるのか分からない。お墓にいるのかな?」と、最愛の父の現在地について疑問を口にした。遺骨は中居家のお墓のほか父の自宅にもあるそうで、父の愛用品も自宅に置いたまま。「お父さんちにいんのかな」「どこにいるんだろうね」とつぶやいた。

 そして、コロナ禍にある現在に思いをはせ「うちのパパさん、どうしてんだろうね。コロナを体験してたら。(自分も)行けないもんね。生きてたらどうしてんだろうな」と想像した上で「…っていう人がいっぱいいるんだろうね。会いにいけないとか、会っちゃいけないだとか」としみじみと語った。

 バラエティー番組で共演するなど仲の良かった父・正志さん。毎年、お墓参りにはお盆、命日近く、年末など年に3回ほど行くとし、冬には「寒いだろうなー」と思って墓前にカイロなども供えるという。それでも「そこにいるような気がしないんだよなぁ…。どこにいんだろね。どうしてんのかなぁ…」と中居。「酒飲んでんのか…。毎日お酒飲むたびにやっぱ思い出すんだよね」とお酒が好きだった“パパさん”を今でも毎日思い出すとし「『つまみがないなら飲むな』って言うのね。『食べながら飲みなさい、お酒は』」と現在形で語り「でも最初の1杯は僕、何も食べないで飲む癖があって。その時に、ああ、これ食べてないとダメなんだろうなーって思い出したりする」と続けた。

 中居は正志さんが亡くなってから約3カ月後、2015年5月9日のラジオで「だいぶ落ち着きましたので、この時期を選ばさせていただきました」として最愛の父の死を発表。昨年3月いっぱいでジャニーズ事務所から独立する際には、自身が社長を務める新事務所「のんびりなかい」を父の命日である2020年2月19日に設立したと明かしていた。

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2021年2月14日のニュース