「全方位から嫌われ…」尖りすぎ芸人の勘違い行動 相方も反省「僕は真横で見ながら…」

[ 2021年2月2日 08:41 ]

ダイノジ
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 1日深夜放送のテレビ朝日系「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(月曜深夜0・15)に、お笑いコンビ「ダイノジ」の大地洋輔(48)、大谷ノブ彦(48)が出演。「前編」として尖りすぎたかつての大谷の痛いエピソードが披露された。

 若手時代、とにかく尖っていた大谷は「09年若手芸人が選ぶ性格が悪い芸人ランキング」で1位に選ばれたほど嫌われていた。後輩芸人を週5で草野球に呼ぶ、ごはんをおごらない、後輩にネタ見せをさせてダメ出しするなど最悪な先輩だったという
 
 大谷は「先輩、社員、スタッフから全方位から嫌われていた。才能がないのにカリスマを気取っていて、影響力にある人に憧れていた」としくじりを反省。後にエアギターで大ブレークする相方の大地も「僕は真横で見ながら何も言わなかった」と放置していたことを反省した。

 授業では“これをやったら嫌われる”という勘違い行動も紹介。「一匹狼を気取って、誰にも挨拶をしなかった。徹底してやらなかった」と言うと、スタジオは騒然。司会のオードリー・若林正恭(42)も驚いて「これで吉本やっていけるんですか?」と聞くと、大谷は「ぐっさん(山口智充)が近い距離で説教してくれた。ぐっさんは絶対怒らないんですけど、それはあかんぞと」と明かした。さらに、楽屋で誰とも話さず太宰治を読んでいる「フリ」をしたり、他事務所の芸人が集まる若手ライブに出演時も楽屋で楽しく話している芸人に「その話、俺も笑った方がいいのか?」と言い放ったという痛すぎるエピソードも披露。

 ビートたけしや立川談志、松本人志、千原ジュニア、加藤浩次に憧れていたがゆえに、勘違いして反逆のカリスマ気取りの最低な行動をしていたと振り返った。

 その時得た教訓として「テレビで生意気に見えるタレントほど裏ではちゃんと挨拶している」と明かした大谷。誰ともつるまなかったのは「とにかく気負って、裏でスケールのでかい奴がいたって言われたい。でも、バカリズムは当時からこいつ才能あるからいっちゃいけないとか、元ヤンキー、体育会系にも近づかなかった」と明かし、若林から「めっちゃスケール小さい!」とツッコまれていた。

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