渡辺王将の封じ手は「8二歩」 第70期王将戦7番勝負第3局2日目がスタート

[ 2021年1月31日 09:06 ]

<第70期王将戦第3局2日日>封じ手を読み上げる立会人の中村九段(右)(中央右は渡辺王将、左は永瀬王座)(撮影・会津 智海)
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 将棋の第70期王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)第3局が31日、前日から行われている栃木県大田原市の「ホテル花月」で再開された。

 午前8時41分、先に対局室入りしたのは1日目に続いて挑戦者の永瀬拓矢王座(28)。7分後に渡辺明王将(36)=名人、棋王との3冠=が入室、着座した。開催地の大田原市を代表して津久井富雄市長が見守るなか、1日目に渡辺が封じた35手目を立会人の中村修九段が開封。封じ手は「8二歩」だった。

 持ち時間各8時間のうち、1日目の消費時間は先手の渡辺が4時間、後手の渡辺が3時間43分。持ち時間は各8時間。副立会は佐々木慎七段、記録係は広森航汰三段が務める。

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