おぎやはぎ小木「感動してそこで人間変わった」 10代女性患者とのがん治療中の秘話

[ 2021年1月30日 11:07 ]

「おぎやはぎ」の小木博明
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 お笑いコンビ「おはやはぎ」の小木博明(49)が29日放送のTBS「中居正広の金曜日のスマイルたちへSP」(後8・00)に出演。がんの治療を通じて、人間性に変化があったことを明かした。

 小木は昨年8月に、ステージ1の腎細胞がんを公表。長年悩まされた片頭痛の治療で入院中に、「この際だから」と他の検査を受けたところ、エコーでしこりが確認され、翌日のCT検査で腫瘍が見つかった。

 手術の前日に「病院で10代の女の子が震えながら来てるんですよ、俺のところに。『声かけていいのかな』みたいな」と回顧。「『明後日私手術なんですけど、小木さんも頑張ってくださいね』って」と声をかけられたと明かした。

 「わざわざそんなこと言ってくれるなんて」と感激した小木は「声かけられた(側な)のに自分から握手して『お互い頑張ろうね』って。すごいウルウルして、感動してそこで人間変わった」と告白。「優しくなれて、人にそういうこと(悪口)言うのやめよう」と決意したという。

 しかし、これを聞いた相方の矢作兼(49)が、ラジオ番組で芸能人のゴシップが話題に上がった際、「早速そのタレントの悪口言ってたと思うけど」と暴露。小木は“禁煙”を例に挙げて「今日ここで1本吸ってやめようっていうのと一緒で、今日1回くらい悪口言ってもいいだろうって。明日から悪口言わないように…」と主張し、スタジオの笑いをさらった。

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2021年1月30日のニュース