【来週のおちょやん】第5週 千代、京都で再出発!周囲に触発され劇団の試験を受けることに

[ 2021年1月2日 13:00 ]

連続テレビ小説「おちょやん」第5週は「女優になります」。口入れ屋の紹介で、カフェーキネマへやって来た千代(杉咲花)(C)NHK
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 女優の杉咲花(23)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は1月4日から第5週に入る。

 朝ドラ通算103作目。タイトルの「おちょやん」は“おちょぼさん”が訛り、茶屋や料亭などで働く小さい女中さんを意味する大阪ことば。女中奉公の8年間がヒロインの原点になっていることの象徴として採用された。TBS日曜劇場「半沢直樹」(2013年)「下町ロケット」(15年)「陸王」、テレビ朝日「家政夫のミタゾノ」などのヒット作を生んだ脚本家の八津弘幸氏(49)が手掛け、朝ドラ初挑戦となるオリジナル作品。明治の末、大阪・南河内の貧しい家に生まれた少女・竹井千代(杉咲)が芝居の世界に魅了されて女優を目指し、のちに「大阪のお母さん」と呼ばれる上方のコメディエンヌになる姿を描く。

 主題歌はシンガー・ソングライターの秦基博(40)が書き下ろした「泣き笑いのエピソード」。語りは落語家の桂吉弥(49)が黒衣(くろご)役(観客からは見えないという約束事の下に舞台上に現れ、芝居の手助けをする人)として務める。

 第5週(1月4日~1月8日)は「女優になります」。

 道頓堀から飛び出した千代(杉咲)は京都にたどり着く。そこで、「カフェー・キネマ」という店で、住み込みで働くことにする。店長の宮元(西村和彦)は映画好きで、この店には、同部屋の真理(吉川愛)など女優を目指しながら働く女給たちがたくさんいた。初日、客から手を握られる女給達を見て固まる千代だったが、生きるためには仕方がないと腹をくくる。そこで、千代は東京で活動写真を作っている黒木という社長から、これから作る作品に出てみないかと声をかけられる。自分が有名になれば離れ離れの弟ヨシヲが会いに来てくれるのではないかと思い、出演を決めるが、実は黒木は詐欺師で、数日後に逮捕されてしまう。しかし、このことがきっかけで、千代は女優になりたいという自分の思いに気付く。そんな時、真理の紹介で山村千鳥一座という劇団の試験を受け、合格する。ところが、それは役者としてではなく山村千鳥(若村麻由美)の身の回りのお世話役だった。千鳥は口が悪く、芝居にはとてつもなく厳しい、座長だった。いつか芝居の稽古をしてもらおうと思い、千代は懸命に掃除、洗濯など千鳥の身の回りの世話をしていたが、数日後劇団の存続が危機にあることを知る。

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