徳光和夫、小松政夫さんは「ジェントルマン」 植木等さんの教え“謙虚で”を「しっかり守られていた」

[ 2020年12月12日 14:54 ]

徳光和夫
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 フリーアナウンサーの徳光和夫(79)が12日、ニッポン放送「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」(土曜前5・00)で、今月7日に肝細胞がんのため78歳で亡くなったコメディアンで俳優の小松政夫さんを追悼した。

 「昨日の夕方、訃報を知ってがく然としました」と徳光アナ。かつて同番組のゲストで小松さんが登場した際の様子を振り返り、「ギャグをこう言葉のニュアンス、トーンに致しましてね。淀川長治さんのモノマネも、伊東四朗さんとの『しらけ鳥音頭』も本当に面白かった」とし、「プロのボードビリアン(軽演劇の喜劇俳優)だなと思ったのは、日常は実に丁寧な方、ジェントルマンでいらっしゃいました」。

 そんな小松さんの人柄について、芸能界入り前に植木等さんの付き人を経験されていたことが大きいという。「植木さんの教えだったそうなんですが、人生は謙虚でいかなければいけないと。『人生のトータルは謙虚でいけ!』ということを(小松さんは)しっかり守られていた」と徳光アナ。

 この日のスポーツ紙が一面で「小松の親分さん」と見出しを付けたことに触れて、「そこのことからも、これまでの記者の皆さんへの対応の仕方がうかがい知れるじゃないですか。『小松の親分さん』という文字に実に愛情を覚えます」と感想を述べ、「本当に残念です。僕より1つ年下なんですよね…」と、天国に旅立った“ボードビリアン”を悼んだ。

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2020年12月12日のニュース