轟悠主演の名作「シラノ・ド・ベルジュラック」が開幕

[ 2020年12月4日 18:26 ]

大きな鼻を付けシラノを熱演する轟悠(中央)@シアタードラマシティ シラノ・ド・ベルジュラック
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 宝塚歌劇団の専科スター・轟悠主演の名作「シラノ・ド・ベルジュラック」が4日、大阪のシアター・ドラマシティで開幕した。

 剣豪で詩人でありながら大きな鼻にコンプレックスを持つ男、シラノの純愛物語。日本では鹿賀丈史(70)の当たり役でも知られる名作で、轟も装着するのに15分もかかるという“付け鼻”を施しての熱演、圧倒的な存在感で客席を引きこんだ。

 同作も新型コロナウイルス感染症の影響を受け約半年遅れの開幕。すべての価値観が覆る2020年を締めくくる公演に、轟は「現実はしっかり受け止めながら、それでも希望は捨てず、目の前にあるこの作品を、このメンバーで心してやってていきたい」と話していた。公演は12日まで。

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