ビートたけしとの秘話 付き人・ゾマホンが明かす「お母さんお見舞いしなきゃ、私に100万」

[ 2020年12月4日 18:35 ]

ビートたけし
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 ベナン共和国出身のタレント、ゾマホン・ルフィン(56)が3日深夜放送のテレビ東京「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」(木曜深夜0・12)に出演。付き人を務めていたビートたけし(73)に関する“伝説”を明かした。

 ゾマホンは1994年に来日し、アルバイトをしながら上智大に通った。98年、スカウトを機に出演したTBS系「ここがヘンだよ日本人」で人気を得た。

 たけしがレギュラー出演する同番組の初収録。ゾマホンは開始5分で居眠り。日本の芸能人を知らなかったため「たけしって誰?日本人ですか?」と発言した。言動を見ていたたけしが「あの人面白い」と評価、レギュラー出演が決まったという。

 4年後、同番組が終了した。テレビの仕事もなくなり悩んでいたところ、たけしに呼び出された。「仕事がない」。そう伝えると「生活どうするの?何もしていないなら付き人になったらいい、お前仕事ないからそれだ」と気遣われ、付き人になった。

 番組のテロップで「たけし伝説」と紹介されたエピソードは、2004年のこと。たけしと食事中、ゾマホンの元に国際電話が。母が入院したという内容だった。そのことを聞いたたけしは「入院したの?お母さんお見舞いしなきゃ」「自分のお母さんの面倒を見ないといけませんよ」。その場で見舞金をもらったといい、「私に100万円、現金」と明かした。

 翌年、ゾマホンの母が亡くなった際も「殿に呼ばれて。お花代、100万円」。笑顔で振り返ったゾマホンは「私にとって神様と言うのはビートたけしさんしかいないと思います」と表現した。

 ゾマホンは日本で出版した2冊の本がヒットし、3000万円ほどを得たそう。その収入で母国に「たけし小学校」「たけし日本語学校」を建設した。「たけしさんに、ありがとうという気持ちを表すために、たけしっていう名前をつけたわけ」と力を込めた。

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2020年12月4日のニュース