マラドーナ氏グッズ収集家・永井氏も落胆「笑顔しか頭に浮かばない」

[ 2020年11月27日 05:30 ]

所有するマラドーナグッズに囲まれた永井孝英氏
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 マラドーナ氏のお宝コレクターとして知られる実業家の永井孝英氏(43)は、突然の悲報を「信じられない。笑顔しか頭に浮かばない」と悼んだ。

 1982年、日本代表―ボカ・ジュニアーズを4歳で生観戦。「1人だけ異次元の動きで何人も抜いていく」と感動し、2得点を挙げたマラドーナ氏のとりこになった。

 高校生になるとプレー映像を探し求めた。サッカー技術を「マネしようと思ったけど、すぐ無理と分かった」と収集家に転向。90年W杯イタリア大会で履いたスパイクなど約280点を集めた。

 思い出深いのは86年W杯メキシコ大会で優勝した時のサイン入りユニホームだ。「“1000万円以上出すから売ってくれ”と何人にも言われたが絶対に売りません」とキッパリ。ビデオ映像を約200本所有しており「ミュージアムをつくって子供たちに彼の素晴らしさを伝えたい」と今後は伝道師としてスーパースターの功績を広めていくつもりだ。

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