布袋寅泰×吉井和哉 2大ロックスター初コラボ!アルバムに共演曲、11日に先行配信

[ 2020年11月11日 05:31 ]

初めてタッグを組んだ吉井和哉(左)と布袋寅泰
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 ギタリストの布袋寅泰(58)が、ロックバンド「THE YELLOW MONKEY」の吉井和哉(54)と初めてタッグを組んだ。14年ぶりとなるコラボレーションアルバム「Soul to Soul」(25日発売)で吉井との共演曲を収録。近くて遠い存在だった2大ロックスターが長年の「恋」を成就させた。

 共演曲は「Dangerous feat.吉井和哉」。吉井が作詞、布袋が作曲を担当した。「ニャオー」や「ちちんぷいぷい」などチャーミングなフレーズも入れ、表現豊かに男女の愛憎を描いたロックナンバーだ。アルバムの発売に先駆け、11日に先行配信する。

 布袋が吉井にデモ音源を送り、半年以上かけて完成させた。ロンドンの布袋宅と吉井のスタジオをオンラインでつないで打ち合わせを重ね、何度も作り直した。布袋は「艶やかにセクシーに華やかに、でも凄い純愛的なところもある」と歌の魅力を明かす。

 かつて同じレコード会社に所属した2人。ともに長身で、ロックに目覚めたきっかけが故デビッド・ボウイさんと共通点も多い。06年のフジテレビ「僕らの音楽」で出会って以降、プライベートで親交はあったが、意外にも今回が初共演となった。

 布袋がジャンルや国を超えたアーティストとのコラボアルバムを作るに当たり、近くて遠かった吉井に声を掛けた。「こんなにぴったり合う人とは、恋と一緒でそう簡単に巡り合えない。出会いはテレビだったけど、今回ようやく実現しました」と喜ぶ。吉井も「不思議な恋心があるんですよ。今回のお話を頂いた時も、独特のほてる感じがありました」と、そろって「恋」というワードを使い、念願がかなったことを明かした。

 歌はリモートで制作したが、ミュージックビデオ(11日公開)は先月上旬にそろって撮影した。布袋は「横に並ぶとやっぱり凄いまぶしいし華があるし、スターだな」と感激。吉井は「ライブになったら近づけるだけ近づきたいんで、その日を本当に待ちわびてますね」と、ステージでの共演を期待した。

 《6カ国の海外アーティスト、「コブクロ」とも共演》アルバムでは吉井のほか、表題曲「Soul to Soul」で男性デュオ「コブクロ」と共演。ほかにも演歌歌手の氷川きよし(43)や男女デュオ「GLIM SPANKY」、米ドラマーのネイト・スミス(45)やイタリアの歌手ズッケロ(65)ら6カ国の海外アーティストとのコラボ曲も収録される。

 《21年1月30、31日デビュー40周年ライブ》布袋は来年1月30、31日にデビュー40周年記念の第1弾ライブを日本武道館で開催する。安全対策を整えた上で観客を動員して開催し有料配信。ライブは昨年12月の神戸公演以来、約400日ぶり。初日はBOOWYやCOMPLEX時代、2日目はソロ時代の曲を中心に披露するという。

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