三浦瑠麗氏 テレビ出演のきっかけは古市憲寿氏 政治家オファーは「来てほしくもない」

[ 2020年11月7日 14:38 ]

三浦瑠麗氏
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 国際政治学者の三浦瑠麗氏(40)が6日、日本テレビ系「アナザースカイ2」(金曜後11・30)に出演。テレビ出演のきっかけは、社会学者の古市憲寿氏(35)だったことを明かした。

 両親はともに東大出身で、父は研究者、母は専業主婦。5人きょうだいのうち、自身を含め、3人が東大に進むという家庭環境の中で育った。小さい頃からの夢は小説家だったといい、「ずっと自分で本を書きたくて生きてきた。今まで人生の中で一番好きだったのは小説なんですけど、当時、書きたいと思っていたものを違うものを書くようになりましたけど、でもやっぱり私の人生の中心を(本が)占めてますよね。小中高時代に読んだ本の量はすさまじい量ですよね。なりたいものは作家以外に何もなかった」と回顧。ただ「自分で書いて、全然書けないことがわかり、無理だなと。書く才能がないと、自分で分かったので、もう何をすればいいかわからなかった」と振り返った。

 大学4年生の時に1歳上の夫と学生結婚。当時、夫が外交官をしていたこともあり、「彼の蔵書の中には完全に社会科学系の歴史とか国際関係があって、私はそういうのも一切読んだことなかったので、影響も受けた。単に付いて行くだけじゃなくて、『もうちょっと学び直し的なことしたら?』って言われて、向こうでもできるような、修士を取ろうと思って。それで文転したんです」と理系から文系へと転身し、国際政治学者の足掛かりに。大学院に進み、博士号を取得し、論文を元に著書を出版すると、さまざまなオファーは舞い込むようになった。

 今ではディアに引っ張りだこの毎日。テレビ出演のきっかけは、古市氏が出演していたEテレの討論番組「新世代が解く!ニッポンのジレンマ」への出演だった。「若者の討論みたいな感じだったんで、アンダー40で、ほぼ30代(の出演者)」と振り返り、その後、テレビ朝日「朝まで生テレビ!」でも話題に。古市氏とともに出演するフジテレビ「とくダネ!」など、ワイドショーでの発言も日々注目されている。

 論客として国会で意見を求められることもある三浦氏。番組MCの今田耕司(54)から「政党からは誘われるでしょ?」と政治家転身について聞かれると、三浦氏は「(オファーは)そんなないですよ、意外とないものですよ。来てほしくもないし」と否定した。

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2020年11月7日のニュース