藤井2冠 豊島竜王への雪辱ならず…終盤逆転許し6連敗 挑決リーグ2敗目

[ 2020年10月5日 20:55 ]

第70期王将戦 ( 2020年10月5日    関西将棋会館 )

<王将戦挑戦者決定リーグ戦>21時頃、感想戦で対局を振り返る藤井聡太2冠(手前右は豊島将之竜王)(撮影・坂田 高浩)
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 将棋の第70期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負で渡辺明王将(36)=名人、棋王含め3冠=の対戦相手を決める挑戦者決定リーグは5日、大阪市の関西将棋会館で1局を行い、豊島将之竜王(30)=叡王との2冠=が藤井聡太2冠(18)に171手で逆転勝ちした。通算成績は豊島2勝、藤井2敗。

 藤井は対豊島過去5戦で勝ち星がなく、6戦目もまたも敗戦。初対局だった17年8月24日の棋王戦本戦では59手目で千日手が成立し、指し直し局は87手で先手の豊島が勝った。19年5月23日の銀河戦本戦Eブロックでも先手の豊島が105手で勝利。同年7月23日の竜王戦決勝トーナメントでは146手で後手の豊島が制した。10月7日の王将戦挑戦者決定リーグでは171手に及ぶ大熱戦の末、先手番の豊島が勝利を収め、記憶に新しい今年9月12日のJT日本シリーズでは終盤の大混戦を抜け出した後手の豊島が108手で勝っている。18年12月7日の新人王戦記念対局(非公式戦)では先手の藤井が105手で豊島を破っている。

 戦型は相掛かりで進んだ。藤井は今局と同じ後手での相掛かりでは、今年度3戦し、いずれも勝っている。序盤は藤井が時間を使う展開。だが、午後の最初の手、藤井が34手目の8六歩と垂らしすと、豊島が1時間16分の大長考。その後、藤井が徐々に優位に立ち、終盤へ突入。だが、豊島が粘りで形勢を逆転した。敗れた藤井は挑戦者争いから一歩後退した。

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