インディーズ新人“ビッグ3”Rin音、コロナ禍の音楽界席巻!サブスク再生回数5000万回

[ 2020年9月8日 06:00 ]

「snow jam」がロングヒットしているRin音
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 YOASOBI、瑛人(23)と並びコロナ禍でブレークしたインディーズの新人“ビッグ3”の一角、Rin音(りんね、21)の「snow jam」がロングヒットしている。

 2月に配信リリースし、3月下旬に動画投稿SNS「TikTok」で10代に人気が広がった。サブスクリプション(定額聴き放題)のサービス大手「LINEミュージック」の再生回数ランキングで1位をマークするなど、各サービスで軒並み上位を記録。YOASOBIの「夜に駆ける」、瑛人の「香水」と同様、レコード会社に属さないインディーズの歌がコロナ禍の音楽界を席巻した。

 その後、人気はいったん落ち着いたが、7月に入って再浮上。大きなきっかけとなったのは6月19日、Rin音がテレビ朝日「ミュージックステーション」と、一発撮りで歌うYouTubeチャンネル「THE HOME TAKE」に立て続けに出演したこと。歌唱力の高さが評価され、7月以降は9本の情報番組などで特集された。同曲はサブスクの総再生回数が5000万回、先月下旬にはミュージックビデオの再生回数が大ヒットの基準とされる1000万回を超えた。

 Rin音は福岡在住の大学生ラッパーで、昨年7月にインディーズデビュー。「snow…」は、恋人への淡い気持ちを緩やかなラップに乗せた歌。今春のステイホーム中、恋人に会えない若者がTikTokで思いを伝える時などに、同曲を動画の音楽として使うケースが相次いだ。

 Rin音はHey!Say!JUMPに「hearts color」(30日発売)を楽曲提供するなど、活躍の幅を広げている。「学業をいいかげんちゃんとやらないと先生も苦い顔をしているので気を引き締めたいです。音楽に関してはいつも通り自分らしさを出せたらなと思っています」と意気込んだ。

 ◆Rin音(りんね)1998年(平10)9月16日生まれ、福岡県出身の21歳。18歳でラッパーとして活動をスタート。6月発売の自主制作アルバム「swipe sheep」の収録曲で2月に先行配信した「snow jam」が大ヒット。新曲「箒星飴店(ほうきぼしあめてん)」(9日配信)が起用された福士蒼汰出演の「GU MEN」のウェブCMもスタート。

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