テレ東「バス旅Z」第14弾 コロナ禍で半年ぶりの放送 連勝懸け夏の北海道でガチンコ旅

[ 2020年9月5日 07:00 ]

感染対策のシールドを装着し、3泊4日の北海道ガチンコ旅に挑んだ(左から)田中要次、北原里英、羽田圭介氏(C)テレビ東京
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 テレビ東京の人気企画「ローカル路線バスの旅Z 第14弾」(後6・30)が5日に放送される。今年3月放送の第13弾で、コンビ解散&バス旅引退を回避した個性派俳優・田中要次(57)と芥川賞作家・羽田圭介氏(34)のコンビ。今回はマドンナ(女性ゲスト)に元AKB48・北原里英(29)を迎え、北海道の避暑地としても有名なニセコから、世界遺産の地、知床を目指す。

 2度目の引退危機危機を回避した田中と羽田氏。今回はZシリーズでは初となる北の大地が旅の舞台。番組を手がける同局の越山進プロデューサーは「今回はシリーズ屈指の長距離です。都市と都市を結ぶ長距離路線のバスが多いので、一つのミスが命取りになります」と北海道特有の難しさを語る。

 新型コロナ禍の今年、同番組も例外なく影響を受けた。「年4回、3カ月に一度のペースで放送していたんですが、緊急事態宣言が発令された影響などで6月の放送に向けてのロケは見送りました」と振り返る越山プロデューサー。今回のロケが行われたのは8月で、入念な感染対策を施しながらの旅となった。「夏なので北海道をやろうと。景色も良くて、コロナの影響で北海道に旅行へ行けなかった方も“行った感覚”になってもらえると思います」。

 今回はチェックポイントとして高倉健さん主演の映画「鉄道員(ぽっぽや)」の撮影舞台となったことで知られる「幾寅駅」をチェックポイントに設定。「『鉄道員』には田中さんも出演されていて。幾寅駅の中に記念館のようなものもあるのでチェックポイントにしましたが、バス旅ならではのハプニングもあり…」と気になる展開を予告した。

 マドンナの北原は、宮澤佐江(30)、大島麻衣(32)に続く3人目のAKBグループ出身者。「AKBの子は協調性とガッツがあって、マドンナに向いていると思っています。北原さんも頑張り屋さんでした。NGT48時代にキャプテンだったので“バス旅でもキャプテンをやれ”と田中さんと羽田さんに言われていましたよ」と明かす。

 約半年ぶりとなる3泊4日のガチンコ旅。「久々だから大丈夫かな」とブランクを不安視する田中と羽田氏は、連勝のゴールを決めることができるのか。

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