安藤優子氏 岩手県初の感染者に同情「国から号令がかかったんだから“行きましたよ”ってこと」

[ 2020年7月30日 16:21 ]

ニュースキャスターの安藤優子
Photo By スポニチ

 ニュースキャスターの安藤優子氏(61)が30日、フジテレビ「直撃LIVE グッディ!」(月~金曜後1・45)で、岩手県でも新型コロナウイルス感染者が確認されたことについてコメントした。

 全国47都道府県で唯一の感染者ゼロが続いていた岩手県では、前日29日に感染者2人を確認。倉田大誠アナウンサーが「ウイルスが勝手に動くわけではありません。もともと岩手県には新型コロナウイルスは無かった」と、関東地方のキャンプ場に出掛けた感染者の行動経路を紹介すると、安藤キャスターは異論を述べた。

 「本当に無かったのかしら…ごめんなさい。無症状の方もいらしたのかもしれないけれども。それについては捕捉することはなかったわけじゃないですか。だからこういう形で第1号、第2号が出たんだと思いますけれども」と“隠れコロナ”だった可能性は捨てきれないことに言及。

 一方で「やっぱり、ちょっとひっかかるのは車中泊とかテントですよね。密閉空間になるということですよね」と、同じテントに宿泊した岩手県外の友人も感染が判明したことについて触れた。

 さらに「キャンプってアウトドアだからいいんじゃないって、みんな思っていたから…意外なところに死角があった。もしかしたら」と、屋外でも“密”になる状況があったことを指摘。

 感染者は政府が推奨するGo Toキャンペーン初日から出掛けており、安藤氏は「“行きましょう”って国から号令がかかったんだから“行きましたよ”っていうことですよね」と同情した。

 番組では24日に、達増拓也知事が中継で生出演。安藤キャスターから「なぜ、岩手県だけがゼロなんですか?」と問われ、「人口密度が低いこと」「真面目で慎重な県民性」「外国との出入りが少ないこと」を理由に挙げていた。

続きを表示

2020年7月30日のニュース