「半沢直樹」瞬間最高23・2%!TBS連ドラ初回大台超えは「南極大陸」以来&今年の全GP帯ドラマ1位

[ 2020年7月20日 09:35 ]

日曜劇場「半沢直樹」の主演を務める堺雅人。制作発表に出席し、笑顔(C)TBS
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 俳優の堺雅人(46)が主演を務めるTBS日曜劇場「半沢直樹」(日曜後9・00)の7年ぶり続編が19日、25分拡大スペシャルでスタートし、平均世帯視聴率は22・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが20日、分かった。前作(2013年7月期)初回の19・4%を上回る貫禄の大台超え好発進。7年間待ちわびたファンの期待の高さが数字に表れた。

 日曜劇場を含むTBSの全連続ドラマのうち、初回20%以上は「南極大陸」の22・2%(11年10月16日)以来、約9年ぶり。

 また、TBS「テセウスの船」最終回の19・6%(3月22日)を上回り、NHK・民放を通じた今年の全GP帯(ゴールデン・プライム帯)ドラマ1位となった。

 瞬間最高視聴率は午後10時、午後10時2分、午後10時3分の23・2%。渡真利(及川光博)からさらなる出向の動きがあると知らされた半沢(堺)が東京セントラル証券社長・岡(益岡徹)に呼び出され「(東京中央)銀行から異動の打診が来たぞ」と告げられるシーンだった。

 新型コロナウイルスの影響による撮影中断を挟み、3カ月遅れで待望の幕開けとなった。

 前作はベストセラー作家・池井戸潤氏(57)の「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」が原作。2013年7月期に放送され、東京中央銀行のバンカー・半沢(堺)が行内の数々の不正を暴く逆転劇を痛快に描き、視聴者の心をわしづかみにした。最終回の平均視聴率は平成ドラマ1位となる42・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークし、社会現象に。決め台詞の「倍返し」は新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれた。

 新シリーズは「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」が原作。第1話は、宿敵の常務・大和田(香川照之)の不正を暴き、糾弾したことが原因で、頭取・中野渡(北大路欣也)から子会社・東京セントラル証券への出向を命じられた半沢(堺)。営業企画部長になったものの、親会社の東京中央銀行から“ゴミ案件”を押し付けられる日々。東京セントラル証券内には銀行からの出向組に対する生え抜き社員の反骨心と確執が渦巻いている。大和田は敵対していたはずの中野渡頭取派に華麗に転身。大和田の忠実な部下、証券営業部長・伊佐山(市川猿之助)も“半沢潰し”を目論んでいた。そんな中、大手IT企業・電脳雑伎集団から大型買収のアドバイザー依頼が東京セントラル証券に舞い込む…という展開だった。

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2020年7月20日のニュース