東京ワンピースタワー 31日に開園5年で閉館 コロナ禍で「サービス提供の長期的継続が難しい」

[ 2020年7月4日 16:36 ]

東京ワンピースタワー
Photo By 提供写真

 東京タワー(港区)に15年にオープンした施設「東京ワンピースタワー」が新型コロナウイルス感染の影響で、31日をもって閉館することが4日、公式サイトで発表された。

 同園は「2015年3月13日に開園しました『東京ワンピースタワー』は、2020年7月31日(金)をもって、5年間の歴史に幕を閉じることといたしました」と報告。「緊急事態宣言が解除され、東京都ロードマップに沿い、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための様々な対策を講じた上で、営業再開に向け慎重に協議・検討を重ねてまいりましたが、屋内施設という場所柄、これまで同様・同クオリティにてみなさまに十分にご満足いただけるサービスの提供を長期的に継続することが難しいと判断いたしました」と閉園の理由を説明した。

 同園は4月2日から全館休館しており、現在もカフェやショップ以外は休館中。「『遊園地・テーマパークにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン』に沿った対策をしっかり行った上で、人数を制限し、入園無料で営業再開を予定しております」と説明。再開日・入園方法についてはあらためて告知するという。

 サイトでは「“麦わらの一味”が『トンガリ島』を間もなく出航する日を迎えます。残された期間において、お客さまおよび従業員の安全・安心を第一に、新型コロナウイルス感染症の拡大防止予防に取り組むとともに、お客さまに少しでも多くの思い出をご提供できるよう、今まで以上に心のこもったサービスでお迎え致します。東京ワンピースタワーがいつまでもみなさまの心の中に残りますように。みなさまのご来園を心よりお待ちしております」と呼びかけた。

 同園は大人気漫画「ワンピース」をモチーフにした大型テーマパークで、2015年3月13日のオープン。3月に5周年を迎えたばかりだった。

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2020年7月4日のニュース