髭男 史上3組目ワンツー独占 CDからデジタルへ…音楽の聴き方変化反映

[ 2020年6月5日 05:31 ]

ビルボード・ジャパンの上半期ソングチャートで1、2位を独占したOfficial髭男dismの(左から)楢﨑誠、小笹大輔、藤原聡、松浦匡希
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 人気バンド「Official髭男dism」が、ビルボード・ジャパンの上半期ソングチャートで1、2位を独占した。「Pretender」と「I LOVE…」の2曲。1、2位独占はAKB48(12年)、嵐(14、15年)に続き史上3組目の快挙となった。

 集計期間は昨年11月25日~今年5月24日。ソングチャートはシングルCDの売り上げだけでなく、配信ダウンロード数やサブスクリプション(定額聴き放題)の再生回数など8指標を合算してランク付けされている。

 集計が始まる半年前の昨年5月に発売された「Pretender」はCDチャートこそ100位圏外だったが、配信ダウンロードが3位、サブスクが1位。そのほかミュージックビデオの再生回数、カラオケで歌われた回数と、8指標のうち3つが1位だった。

 ボーカルの藤原聡(28)は「こんなにもたくさん愛してもらえる曲が自分たちのバンド人生の中で生まれたということを幸せに思っています」と感激。ヒゲダンはトップ20に6曲も入り、人気ぶりが際立った。

 今回のソングチャートで特徴的だったのは、CDではなくデジタルで人気の歌が上位を占めたこと。特にサブスクの結果が順位に大きく影響した。

 ヒゲダンをはじめ、トップ10に入ったKing Gnu、LiSA(32)、菅田将暉(27)はいずれもサブスクでの人気を買われて昨年のNHK紅白歌合戦に初出場した。一方で18、19年と2年連続で年間ソングチャート1位だった米津玄師(29)の「Lemon」はサブスクが未解禁の歌。新型コロナウイルス感染拡大の影響でCDショップが休業したことでCDセールスが芳しくなかったことも一因だが、音楽の聴き方がCDからデジタルへと急速に移行している実態がランキングに色濃く反映された。

 《アルバム1位はKing Gnu》上半期の総合アルバムチャートで1位だったのは「King Gnu」の「CEREMONY」だった。昨年、サブスクで大ヒットした「白日」「飛行艇」を収録。紅白に初出場した直後の1月に発売され、タイミングも絶好だった。「音楽やLIVEに限らずさまざまな世界での常識や価値観が変わる中で、僕たちの音楽がこんなにも広く求められて、多くの人に届いたことを光栄に思います」とコメントした。

 ◇ビルボード・ジャパン 米ビルボードチャートの日本版。米ビルボード誌の刊行会社のマスターライセンスを保有する阪神コンテンツリンクが集計している。チャートの発表は08年にスタート。CDの売上枚数や配信数でランキングを作成するオリコンとは異なり、さまざまな音楽の聴き方を反映した複合チャートを発表しているのが特徴。

 ◆Official髭男dism(オフィシャルひげだんディズム)ボーカル&ピアノの藤原、ギターの小笹大輔、ベースの楢崎誠、ドラムスの松浦匡希で12年に結成。18年4月、フジテレビドラマ「コンフィデンスマンJP」の主題歌に起用された「ノーダウト」でデビュー。初出場した昨年の紅白では「Pretender」を披露。メンバー4人が昨年7月から今年2月にかけて相次いで結婚したことも話題になった。

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