日本でもビリー・アイリッシュ現象 ユニクロで村上隆氏とのコラボT発売 池田エライザも「憧れ」

[ 2020年6月4日 05:30 ]

ユニクロ原宿店のオープンイベントに参加した池田エライザ(撮影・西尾 大助)
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 10代のカリスマで、米女性シンガー・ソングライターのビリー・アイリッシュ(18)の注目度が日本で急激に高まっている。

 ユニクロは、ビリーと現代美術家の村上隆氏がコラボしたTシャツを作成。5日に開店する原宿店には高さ3メートルの巨大像が期間限定で登場する。

 ユーチューバーも次々と題材にしている。すしらーめん(21)が公開したビリーのヒット曲「バッド・ガイ」をユーモアたっぷりにコピーする動画は再生回数が約900万回。男性2人組「水溜りボンド」のおもしろカバー動画も200万回を超えた。

 芸人のなかやまきんに君(41)はビリーの歌に合わせた筋トレ動画をYouTubeチャンネル「ザ・きんにくTV」で公開して5日間で10万回再生。「僕はいつでもハリウッドに呼ばれてもいい準備はしています。What’s Up?を自然に言える練習をしています」と大喜び。歌手ジャスティン・ビーバー(26)のSNSで、人気に火が付いたピコ太郎(自称56)の再来を狙っている。

 人気のビリーだが、9月に横浜アリーナで予定している初の来日公演はコロナ禍で開催が難しい状況。一方で、年内にアルバムを出す可能性が浮上しており、関係者は「ライブでなくても新作の宣伝でなんとか日本に呼べれば」と、年内来日を実現させようと模索している。

 《池田エライザも「憧れ」》この日のユニクロ原宿店のメディア説明会には女優の池田エライザ(24)と俳優の清原翔(27)が出席した。ビリーの魅力について池田は「物事を凄く考えていたり、自分らしさを貫いてる人で憧れる」と力説。店内に展示される村上氏制作の3メートルのビリー像がモニターに映ると「可愛くてしょうがない。欲しいです」ととりこになっていた。

 ◆ビリー・アイリッシュ 2001年12月18日生まれ、米ロサンゼルス出身の18歳。13歳の時に自作した歌を音楽投稿サイトで公開し、再生回数が1400万回を突破。16年にデビュー。1月のグラミー賞では主要4部門を含む計5部門を受賞。主要部門の独占は39年ぶり史上2組目、女性では初、史上最年少。

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