「全身脱毛症」告白のアイドル 今は「ツルツルの自分を好きになろうと」 ファンからは激励殺到

[ 2020年6月4日 22:35 ]

 アイドルグループ「エレクトリックリボン」のメンバー、pippi(ぴっぴ)が4日放送のフジテレビ「直撃!シンソウ坂上」(木曜後9・00)に出演、頭髪がすべて抜け落ちたスキンヘッド姿で「全身脱毛症」に苦しんできた衝撃の事実を告白した。

 「今の状態をお伝えできる機会はないので、ありのままを見てほしい…」と、カメラの前でウイッグを外したpippi。「ありえないスピードで髪の毛が抜けていった」過去を振り返った。

 最初に異変を感じたのは2年半前。「なんかチクチクするな」と違和感があり、右耳の後ろに500円玉くらいの脱毛を見つけた。このときは「勝手に治る」と気に留めなかったが、やがて左耳の後ろにも同じ円形脱毛が…。

 アイドル活動が「けっこう忙しかったから」と軽く考え、ライブにはウイッグをつけて出演した。だが、医師から処方された薬がまったく効かない。「ぱっと見、髪の毛があるし…でもまずいか」と不安が広がる中、医師からは「液体窒素」治療をすすめられた。マイナス196度の液体窒素を患部に吹き付け、円形脱毛症の原因とされる「自己免疫疾患」の症状を改善させる治療法だった。

 だが、これでも「全然良くならない」。ウイッグと帽子で隠し続けたが、「もう治らない?髪は女の命なのに…。怖くなってきた」とpippi。そして8カ月後、衝撃の出来事が襲った。シャワーで髪を洗うと、大量の毛が抜け落ち、排水溝が髪の毛で埋まった。番組ではこのときの実際の写真も公開。もはや頭皮にほとんど髪の毛がなくなっていた。

 pippiは「鏡を見るのもイヤ。何もかもイヤになった。めちゃくちゃ落ち込みました」と振り返り、アイドルとしてファンの前では笑顔を見せながら「家では絶望していた」と当時の心境を語った。

 専門医のいる大学病院で全身の毛が抜ける「汎発性脱毛症」という病名を告げられた。アトピーや遺伝が関係している可能性があるものの、「病気の詳細は不明」という難病だった。ここからさらに辛い闘病生活が待っていた。治療のたび、頭皮に直接、数十か所もステロイド注射を打った。「メチャクチャ痛いし、血も出る」。それでも目立った効果は出てこなかった。

 一方で、彼女自身の心境には変化が出てきた。「はじめは、もしかしたら治るかも…と希望を見つけようとしたが、(このころは)ツルツルの自分を好きになっていこうと考えました」

 自身のブログでファンの人たちに「ありのままの姿」を公表した。「アイドル生命終わりかな」とへこんでいたpippiだったが、この勇気ある告白に対し「pippiの人柄が好きだよ」「だれかのきっと励みになっているよ」「カッコいいアイドルだな」とファンからは激励のコメントが殺到した。

 さらに、意外なオファーも届いた。ウイッグメーカーに「専属モデル」として起用されたのだ。同じ悩みを持つ女性におしゃれなウイッグを紹介する。「(髪がなくても)他は何も変わらない。心地よい生活ができたらいいな」とやりがいを感じる仕事だった。

 そんな彼女に、もうひとつ、ある変化が起きた。カメラに向かって、「ほら、眉頭が生えてきたんです。頭の部分もわからないかもしれないですけど、少しづつフワッと…」と指をさし、「もしかすると…という気持ちが芽生えてきました」と笑顔を見せた。

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