ミッツ “コロナ疑い”で実感「すべての判断基準を医療現場に委ねることは負担が大き過ぎる」

[ 2020年4月28日 17:00 ]

タレントのミッツ・マングローブ
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 新型コロナウイルス感染を疑ってテレビ出演を自粛しているタレントのミッツ・マングローブが28日、自身のインスタグラムで現状を報告するとともに、「すべての判断基準を医療現場に委ねることは、今は負担が大き過ぎると改めて感じている次第です」と記した。

 ミッツは「4月10日に発熱症状が出て17日が経過しました。依然として体温は36度台後半から37度台前半を行ったり来たりしているものの、お陰様でだいぶ体調は良くなっています」と現状を報告。27日にかかりつけの病院で、「感染症内科の先生の診察を初めて受けてきました」といい、「発熱以降の細かい症状の経過確認とともに、胸部のレントゲン撮影をした結果、特に早急な治療を必要とする炎症等はないとの診断を頂きました」と説明した。

 医師の診断は「一連の発熱や咳、味覚障害などといった諸症状が、コロナ関連か否かの『断定的な白黒』は付けられないが、仮にこれがコロナによるものだとしても、経過は良好で、今後急激に症状が悪化する確率は低いだろう」「万が一、コロナウィルス感染であった場合でも、長くて発症から1ヶ月以内に発熱は収まり、また現段階ではすでに「他者への感染リスク」も下がっていると考えられ、あと2週間ほど様子を見れば心配はなくなるだろう」というものだったという。

 そのうえで「お医者様による診察とアドバイスを踏まえ、私は一連の症状がコロナウィルスによるものであると想定した上で、最低でも(発熱から1ヶ月である)5月10日までは自宅隔離を続けるのが万全かつ賢明と判断します。その後については、再びお医者様のご意見を仰ぎつつ、随時判断していければと思っています」を見解を示した。また「と同時に、私と同じような迷いや不安を抱えた人たちにとっても、そうした判断を社会にきちんと提示できる『公的な目安』が一日でも早く整い浸透することを望みます。すべての判断基準を医療現場に委ねることは、今は負担が大き過ぎると改めて感じている次第です」と訴えた。

 「日ごと発表される『感染者数』は、あくまで『検査で陽性が判明した数』であって、世の中にはその何倍もしくは何十倍もの感染者が存在しているだろう……という想像力は、すでに多くの人が持ち合わせていると思います」と見解。「しかし『そこに自分も含まれている』と想像できている人が、はたしてどれだけいるか。『まさか自分が』ではなく、『もはや自分も』というスタンスと心構えで、引き続き慎重かつ冷静に過ごしていきましょう」と記した。

 ミッツは同様の文章をレギュラー出演するフジテレビ「バイキング」(月~金曜前11・55)にもコメントを寄せており、「たくさんのコメントやメッセージありがとう!私は自宅でマネキンたちに囲まれながらまあまあ賑やかにやってます」と元気そうな自撮り写真を添えた。

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