「半沢直樹」豪華新キャスト一挙15人発表!市川猿之助、賀来賢人、井川遥、江口のりこ、柄本明ら

[ 2020年3月20日 05:36 ]

TBS日曜劇場「半沢直樹」に出演する(上段左から)賀来賢人、井川遥、戸次重幸、江口のりこ。(中段左から)市川猿之助、尾上松也、南野陽子、筒井道隆。(下段左から)古田新太、今田美桜、井上芳雄、柄本明
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 俳優の堺雅人(46)が主演を務め、4月に7年ぶりの続編がスタートするTBS日曜劇場「半沢直樹」(日曜後9・00)の新キャスト15人が一挙に発表された。主人公・半沢直樹の前に立ちはだかる新たな敵役に歌舞伎俳優の市川猿之助(44)古田新太(54)江口のりこ(39)筒井道隆(48)ら、半沢と一緒に闘う新たな同志役に賀来賢人(30)今田美桜(23)、ドラマオリジナルキャラクターの小料理屋の女将役に井川遥(43)が決定。豪華かつ実力派の面々が集結し、春ドラマの大本命作品がさらに盛り上がるのは間違いない。

 前作はベストセラー作家・池井戸潤氏の「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」が原作。2013年7月期に放送され、東京中央銀行のバンカー・半沢(堺)が行内の数々の不正を暴く逆転劇を痛快に描き、視聴者の心をわしづかみにした。最終回の平均視聴率は平成ドラマ1位となる42・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークし、社会現象に。決め台詞の「倍返し」は新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれた。

 続編は「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」が原作。半沢の妻・花役の上戸彩(34)、半沢と同期の頼りになる情報通・渡真利忍役の及川光博(50)、半沢の前に立ちはだかったオネエ口調の金融庁検査官・黒崎駿一役の片岡愛之助(48)、半沢に東京セントラル証券への出向を命じた頭取・中野渡謙役の北大路欣也(77)、半沢の最大の敵となった大和田暁常務役の香川照之(54)と主要キャストも続投。出向先の東京セントラル証券で営業企画部長となった半沢に巻き起こる事件を描く。

 前半は、大手IT企業の敵対的買収案件をめぐり、半沢が出向元の東京中央銀行と対立。後半は、航空会社の経営再建をめぐる物語となる。

 ▼賀来賢人(東京セントラル証券のプロパー社員・森山雅弘、半沢の部下。日曜劇場初出演)前作はリアルタイムで見ていたので、その世界観に自分が入っている感覚がすごく不思議でした。半沢さん(堺雅人さん)とお芝居をすることができ、非常に光栄に思っています。僕の演じる森山は東京セントラル証券のプロパー社員で、銀行からの出向組にコンプレックスを持ちながら「いつか見返してやる」と思いながら真面目に熱心に仕事をしている男です。半沢さんと出会って、森山がどう変わっていくのか、そんな人間的成長や変化を見せられればいいなと思っています。(主演の堺さんには)撮影初日で衝撃を受けました。周囲が凄くやりやすいお芝居で引っ張って下さるので、堺さんから出るセリフ・表情・テンポに必死に乗っかっていこうと思っています。プレッシャーもありますが、このような作品に携わる機会はなかなかないので、一生懸命やるだけです!楽しみたいと思います。

 ▼今田美桜(東京セントラル証券の新入社員・浜村瞳、半沢の部下。日曜劇場初出演)今回、スピンオフ企画(今年1月放送「半沢直樹II エピソードゼロ~狙われた半沢直樹のパスワード~」)に続いて本編にも出させていただきます。スピンオフ企画も緊張しましたが、本編は「本物だ!」という感じで、凄く緊張感があります。私が演じる瞳は明るくて芯も通っていて、真っすぐな女の子で、働き方改革によって働きたいけど早く帰される悩みを抱えつつ、半沢部長に憧れている女の子です。堺さんと初めて共演したシーンでは、ようやく憧れの方と会えた感じがしました。この作品に自分が参加させてもらえることはありがたいですし、これからの撮影も楽しみです。瞳自身が持っている明るさや真っすぐさや、フレッシュさも出せたらいいなと思います。紅一点として大人の男性たちのぶつかり合いに揉まれながら、成長できたらいいなと思います。頑張ります!

 ▼戸次重幸(PC・周辺機器販売大手フォックス社の社長・郷田行成、買収劇の中で半沢が絶体絶命の状況に陥った際にホワイトナイトとして現れるが…)今回は念願の日曜劇場レギュラー出演ということで、感無量です!「半沢直樹」は「正義は勝つ!」という、痛快でそして伝説的な作品。そんな作品にとても重要な役どころを頂き、もちろん意気込み充分といった心境ですが、いい意味で楽しんでやらせていただければと思います。何かと憂鬱な月曜日を乗り切っていただく原動力になるべく、まず日曜夜にこの作品で元気になっていただけるよう、頑張ります!

 ▼井上芳雄(IT企業スパイラル社の創業メンバー・加納一成)「半沢直樹」に出演できること、本当にうれしく思っております。年明けのスピンオフドラマから続く、緊張感と集中度の高い現場に魅了され続けています。旧知の役者さんとの再会に心踊らせつつも、今だから伝えられるドラマを全力でお届けします。是非、ご期待ください!

 ▼南野陽子(アジア進出を視野に事業拡大を目論む大手IT企業・電脳雑技集団の副社長・平山美幸。日曜劇場初出演)出演が決まった時は、あの音楽が頭の中で鳴り響き、倍返しされるのか…と思いました(笑)。実際に参加してみると、関わる人達の熱量の凄さに圧倒されています。大型で、既に高速で走っているものに後から飛び乗るのは、弾き飛ばされそうで勇気が要りますが、何とか食らいつき、自身も歯車の1つとなりたいです。銀行や証券が顧客第一なら、私も見てくださる皆様第一でありたいと思います。最後はスカッと、そして唸っていただけるよう役割を全うするつもりです。

 ▼江口のりこ(アナウンサーから政治家に転身した国土交通大臣・白井亜希子、大手航空会社・帝国航空の再建をめぐり“半沢つぶし”の急先鋒)お話を頂いた時は「えっ、私が?」という驚きでした。ここまでのエリート役は初めてなので、ワクワクしています。毎週楽しんで見ていただけるように、こちらも楽しみながら頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。

 ▼筒井道隆(白井大臣が立ち上げた再生組織・帝国航空再生タスクフォースのリーダー・乃原正太)日曜劇場「半沢直樹」への出演ということで、プレッシャーが凄いですが、できるだけ気負わずに、自分なりに頑張りたいと思います!

 ▼柄本明(白井大臣を支援する進政党の大物議員・箕部啓治)半沢直樹に立ちはだかる“重鎮の議員”ということで、この度出演させていただくことになりました。劇団の後輩の江口のりことはドラマ初共演になりますので、楽しみにしています。是非ご覧ください。

 ▼古田新太(東京中央銀行の中野渡頭取と敵対する同行の副頭取・三笠洋一郎、半沢をピンチに追い込む。「佐々木夫妻の仁義なき戦い」以来12年ぶりの日曜劇場出演)(出演オファーを頂いた際は)えらいもの頼まれちまったと思いました。前作のイメージを壊さないようにしつつも、違和感を出していきたいなと思っています。頑張りすぎないようにしますので、最後までお楽しみください。

 ▼井川遥(半沢や渡真利が情報交換をする行きつけの小料理屋の女将・智美)毎週放送を楽しみにしていたこの作品に参加できることを、大変光栄に思っています。初めての顔合わせでは大きなものに挑むのだと改めて引き締まる思いがしました。半沢さんや渡真利さん(及川光博)たちが集う小料理屋の女将。情報通とのことなので、どのように関わっていくのか、私自身とても楽しみにしています。

 ▼尾上松也(IT企業スパイラル社の創業者・瀬名洋介)最初にお話を頂いた時はとても興奮しました。日本中に知られているドラマの続編に出演させていただけることは夢のようで、お声掛けしてくださった皆様に本当に感謝しております。前作は重厚でありながら爽快感あふれる作品という印象があり、登場人物1人1人も非常に個性的で魅力的な方ばかりだったように思います。そして何と言っても半沢直樹のあの名台詞、何度聴いてもクセになります。「半沢直樹」の世界の一員となって自分の会社を守るべく、瀬名洋介として半沢直樹と一緒に戦います。敵は強敵・市川猿之助さん演じる伊佐山です。他にも個性の強い皆様が揃っていますが、負けないように精いっぱいやり切りたいと思います。今回も皆様にお楽しみいただける内容だと確信しております。新たな半沢直樹の世界を存分に堪能していただけるように全力で挑みます。最後には半沢直樹と一緒に爽快感を味わってください!

 ▼市川猿之助(三笠が目をかけている東京中央銀行証券営業部部長・伊佐山泰二)漠然と映像の世界で、従兄弟(香川照之)と並んで芝居ができたら面白いなと思っていました。伊佐山という役を頂き、台本を頂いた際は「まさかこんなに!!!」という感じでした。前作は、主演の堺雅人さんを筆頭に愛之助さんの “オネエキャラ”や香川さんの土下座など、役者たちの芝居がとても印象に残る作品だと思っていました。ここに歌舞伎役者がフィットするのは、きっと現代の時代劇なのだと思います。堺雅人さん演じる主人公が悪を成敗する過程は痛快で、劇的で、老若男女を興奮させる力がある作品という印象でした。伊佐山という役は半沢のライバルです。半沢には負けるつもりはありません。番組タイトルが「伊佐山泰二」のつもりで、精いっぱい、演じてみたいと思います。このドラマを見ると、きっと活力がみなぎると思います。毎週日曜よる9時にはテレビをつけて、TBS日曜劇場に是非チャンネルを合わせてください。

 他、池田成志(57)が半沢と同じく銀行からの出向組で銀行へ戻るため、あれこれ画策する諸田祥一、山崎銀之丞(57)が大手IT企業の敵対的買収の件で、買収される会社のアドバイザーとして関わる太洋証券営業部長・広重多加夫、土田英生(52)が美幸の夫で大手IT企業・電脳雑技集団の社長・平山一正を演じる。

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