渡辺王将「流れ決める対局」 広瀬八段「悲観的にならず」 20日から王将戦第4局

[ 2020年2月20日 05:30 ]

第4局を控え、夕日を背に乾杯をする渡辺王将(左)と広瀬八段
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 第69期大阪王将杯王将戦7番勝負(主催・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社)第4局は20日から2日間、神奈川県箱根町の「ホテル花月園」で指される。渡辺明王将(35)=棋王・棋聖との3冠=と、挑戦者の広瀬章人八段(33)は19日夕、ホテルに到着。対局室で検分を行い、その後、関係者らとの夕食会に臨んだ。

 2勝1敗と先行し迎えた今局、渡辺は「シリーズ全体の流れを決める重要な対局。ここで勝てれば有利になる」と気合十分。一方、先手番となる広瀬は勝利目前で逃した第3局を振り返り「内容はそれなりに指せていた。今局は悲観的にならず挑みたい」と気を引き締めていた。

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2020年2月20日のニュース